岡山県が『平成30年7月豪雨災害記録誌』を刊行しています

岡山県では、2018年7月の西日本豪雨での被害や行政の対応についてまとめた『平成30年7月豪雨災害記録誌』を2020年3月に刊行しました。災害発生から1年半の状況を、6つの章256ページで叙述するものです。県内市町村や図書館に配布したほか、危機管理課のページでPDFが公開されています。どうぞご覧ください。

関連する動画をまとめたポータルサイト「映像で見る平成30年7月豪雨災害」もご覧ください。

目次

第1章 平成30年7月豪雨災害の概要 [PDFファイル/18.01MB]

第2章 被害概要 [PDFファイル/19.13MB]

第3章 応急対応 [PDFファイル/32.35MB]

第4章 復旧・復興 [PDFファイル/31.42MB]

第5章 防災・減災に向けて [PDFファイル/5.44MB]

第6章 インタビュー [PDFファイル/15.56MB]

岡山県危機管理課 https://www.pref.okayama.jp/page/653529.html

岡山史料ネットのfacebookページを開設しました

岡山史料ネットでは、このたびfacebookページを開設しました。岡山大学でも新型コロナウィルする感染拡大防止のための措置が講じられつつあり、以前の様な活動ができておりませんが、ブログの更新などについて、こちらでもお知らせできればと考えております。twitterとあわせて、どうぞご覧ください。

https://www.facebook.com/okayama.siryonet/

武藤家文書目録を公開しました

上村和史・東野将伸「岡山県御津郡金川村武藤家文書目録・史料紹介」(『岡山大学大学院社会文化科学研究科紀要』第49号、2020年3月)にて、武藤家文書目録を公開しました。

武藤家は、岡山県御津郡金川村で醤油醸造業を営んだ家です。
全281点の同家の古文書は、2018年の西日本豪雨により被災しましたが、被災家屋片付けボランティアによってレスキューされ、岡山史料ネットの活動の一環として乾燥処置、ドライクリーニングを施し、目録を作成しました。
本史料群は明治期から戦後にかけてのもので、①軍事郵便、②醤油醸造業関係史料、③教育関係史料に大別することができます。また、岡山県内で大きな被害のあった明治20年代の水害からの復興期である明治30~40年代の記録を含むことも特徴といえます。

上記の目録・史料紹介は、以下のサイト(岡山大学学術成果リポジトリ)からご覧いただけます。
http://ousar.lib.okayama-u.ac.jp/ja/search/item/58151

岡山史料ネット事務局に搬入された武藤家文書

岡山地方史研究150号が刊行されました

岡山地方史研究会の会誌『岡山地方史研究』の第150号が刊行されました。今号には、2019年7月に開催された合評会『「生存」の歴史と復興の現在―3・11の分断をつなぎ直す』に関する山下洋さん、沢山美果子さん、大門正克さんの論考、飯島章仁さんの参加記も収録されています。どうぞご覧ください。

お求め方法などは、岡山地方史研究会事務局(historyokayama[at]gmail.com)までお問い合わせください。

『倉敷の歴史』30号が刊行されました

倉敷市が『倉敷の歴史』30号を発行しました。

今号の特集は、「災害をみつめ直す」として、以下の論考が掲載されています。

特集にあたって
真備町域における江戸時代~明治初年の水害治水史    畑  和良
明治二年東高梁川洪水と地域社会            倉地 克直
明治一三年の高梁川水害について            山下  洋
倉敷市における水損公文書修復処置の取り組みについて  山本 太郎
西日本豪雨被災資料救出保全活動の成果と課題      上村 和史

頒布価格は1冊900円で倉敷市真備支所3階の総務課歴史資料整備室または倉敷市役所本庁4階の総務課にて販売しています。郵送での購入を希望される方は,電話(086-698-8151)・メール(hisedit@city.kurashiki.okayama.jp)で連絡くださいとのことです。

詳しくは、倉敷市からのご案内をご覧ください。