セミナー「平成30年7月豪雨災害の経験から学ぶ 在宅避難者の課題と支援者の連携について」のお知らせ(2/14,3/23)

岡山史料ネットも加盟する、災害支援ネットワークおかやま在宅避難者支援部会からのお知らせです。以下のようにこれからの在宅避難者支援と支援団体の連携について平成30年7月豪雨災害時の検証をもとに考え、共有するセミナーが開催されます。ご関心の方のご参加をお待ちしております。

災害支援ネットワークおかやま在宅避難者支援部会 令和5年度人材育成セミナー「平成30年7月豪雨災害の経験から学ぶ 在宅避難者の課題と支援者の連携について」

関連サイト:https://x.gd/aK1ut

近年、新型コロナウイルスの影響もあり、大規模災害の発生時に避難所ではなく自宅で避難生活を送る「在宅避難者」が増えています。自宅に留まる被災者の状況をできるだけ効率よく把握するとともに迅速にニーズに応じた物資や情報を届けるためには支援に携わる組織・機関の連携が不可欠であり、日頃からの備えが重要であることは間違いありません。このセミナーは災害支援ネットワークおかやま在宅避難者支援部会と社会福祉法人岡山県社会福祉協議会の合同企画となっており、平成30年7月豪雨災害にて、主に倉敷市真備町で在宅避難者の支援に携わった方々から教訓とノウハウを学び、岡山県における被災者支援の拡充につなげることを目的としています。

【1】日時
 ・第1回:2023年2月14日(火)13:30~16:30
 ・第2回:2023年3月23日(木)13:30~16:30
【2】場所
 ・第1回:ハッシュタグ岡山 ABC室 または オンライン
 ・第2回:岡山国際交流センター 7階 多目的ホール または オンライン
【3】定員/参加費
 ・30名/無料(第1回・第2回ともに)
【4】対象
 ①岡山県内の市町村にて危機管理や災害援助を担当される皆様
 ②在宅避難者支援に携わる民間の組織・機関に所属する皆様
【5】プログラム
【第1回】2月14日(火)13:30~16:30
 1.災害時における法制度や支援主体を理解する。
 2.災害がもたらす人と地域への影響と被災者支援の主体を理解する。
 3.避難所外避難者(主に在宅避難者)が置かれる状況と主な課題を理解する。
【第2回】3月23日(木)13:30~16:30
 4.避難所開設期の在宅避難における問題の解決のための課題を明らかにする
 5.避難所開設期の在宅避難における問題の解決に向けて課題達成のヒントを得る。
 6.課題達成の方策を検討する
(6)お申し込み・お問い合わせ
以下の①~⑤を「お申し込み・お問い合わせ先」までお知らせください。
 ①お名前
 ②ご所属またはご職業
 ③電話番号
 ④メールアドレス
 ⑤参加方法(会場またはオンライン)
 ■お申し込み先:特定非営利活動法人岡山NPOセンター
 フォーム:https://forms.gle/NFK5YqLWfckBA8Jd8
 TEL:086-224-0995
 E-mail:npokayama@gmail.com
【7】その他
本セミナーは特定非営利活動法人岡山NPOセンターが認定特定非営利活動法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)の休眠預金等活用事業の配分を受けている「岡山県内市町村との連携体制と災害時支援スキームの確立事業」の一環として実施します。

※「災害支援ネットワークおかやま」とは?
災害支援ネットワークおかやまは、「平成30年7月豪雨災害」を契機に民間主導で立ち上げられたネットワークです。2022年度時点で約200の参画組織と評議員(岡山県、岡山市、倉敷市、瀬戸内市)によって構成されており、平時から情報交換、学び合い、しくみの構築等を進めることにより、災害発生時に誰ひとり取り残さない支援を実現することを目指しています。

岡山県立図書館がデジタルアーカイブ学会第4回学会賞を受賞!

岡山県立図書館が昨年11月末にデジタルアーカイブ学会から学会賞を受けられました。おめでとうございます!

受賞理由は下記のとおり、「平成30年7月豪雨災害デジタルアーカイブ」が高く評価されたものです。
当会2021年の活動報告会でも県立図書館の隈元さんに紹介していただいておりました。ニュースレター第6号(pdf)に寄稿いただいておりますので、こちらもご覧ください。

「自治体史編さんの現在―参加と活用の新しい取り組み―」のお知らせ(1/21・神戸大学・対面)

神戸大学大学院人文学研究科地域連携センターからのお知らせです。以下の要領で、第21回「歴史文化をめぐる地域連携協議会」が開催されます。詳しくは、センターのウェブサイトをご覧下さい。

「自治体史編さんの現在―参加と活用の新しい取り組み―」
日時:2023年1月21日(土)13:00~17:00
会場:神戸大学瀧川記念学術交流会館
主催:神戸大学大学院人文学研究科・同地域連携センター
開催方法:対面
参加:無料(1/18までに https://forms.gle/EzFcdAXbppdrBmbV8 に事前申込み)、定員80名 

登壇者:
 河野未央(尼崎市立歴史博物館あまがさきアーカイブズ)
 中村光夫(元尼崎市立地域研究史料館職員)
 廣井愛邦(三木市総務部市史編さん室)
 成田雅俊(丹波篠山市教育委員会)
 高橋伸拓(茨木市立文化財資料館)
 奥村弘(神戸大学大学院人文学研究科)

趣旨:
 地域の歴史を知るための手がかりのひとつである自治体史は、近年、大きな曲がり角を迎えています。編さん過程で住民参加型の資料調査や本文の執筆が行われたり、本文や資料をデジタル化し、ウェブ上で公開するなど、多様な展開がなされています。
 今回の協議会では、各地の自治体史の編さんと活用に関する事例を取り上げ、自治体史の抱える課題や今後の展望について、皆さまと議論を重ねていきたいと思います。多数のご参加をお待ちしております。

【1/8更新】主催者より修正したチラシをいただきましたので、副題を更新しました。日時・会場・登壇者に変更はありません。

第9回全国史料ネット研究交流集会 in 宮崎(1/28-29・ハイブリッド)のお知らせ

宮崎ネットからのお知らせです。
以下の要領で、今年度の全国研究交流集会が宮崎市で開催されます。対面・オンラインいずれも定員があり、事前の申し込みが必要です。

第9回全国史料ネット研究交流集会 in 宮崎
■日時:2023年1月28・29日(土・日)、28日は13:30~17:30・29日は9:30~12:30
■会場:宮日会館11F 宮日ホール
 ※会場定員:120名(感染対策にて規定の半分)・オンライン定員:300名
 〒880-0812宮崎県宮崎市高千穂通1-1-33 11F(宮崎駅から徒歩8分)
■プログラム
【1/28】
13:40~15:10:シンポジウムⅠ「南海トラフ地震・火山噴火・水害-限られた資源でどう向き合っていくか-」
15:10~15:50:「ポスターセッション」
15:50~16:55:シンポジウムⅡ「地域社会の現状に向き合う-地域コミュニティ・多様な人材-」
【1/29】
9:30~11:00:シンポジウムⅢ「資料の所在をいかに把握するか」
11:10~12:30 :討論「昨日からの議論をふまえて」

■関連企画
下記の期間、関連企画として展示も実施致します。
1/23~2/6:展示1 みやざきアートセンター
1/17~2/3:展示2 宮崎県防災庁舎1F

■研究集会参加申し込み
1)フォームからお申込みの場合
https://forms.gle/8fwtEkK2U8eFM9Kq6
2)E-mailでお申し込みの場合
miyazakishiryonet@gmail.com 宛に
「件名」に「研究交流集会参加希望」と書いて、以下を「本文」に記載してお送り下さい。
・参加者氏名(漢字・ふりがな)
・メールアドレス
・電話番号(メールでの連絡がとれない場合に使用します)
・参加方法:「現地参加」「オンライン参加」のどちらかを記載して下さい。
・参加希望日:「28日」・「29日」・「両日」のどれかを明記して下さい。
・ご質問、ご要望等があればその旨御記載下さい。

■主催:第9 回全国史料ネット研究交流集会実行委員会、大学共同利用機関法人人間文化研究機構「歴史文化資料保全の大学・共同利用機関ネットワーク事業」
■共催:科学研究費補助金特別推進研究「地域歴史資料学を機軸とした災害列島における地域存続のための地域歴史文化の創成」(研究代表:奥村弘)
■後援:独立行政法人国立文化財機構文化財防災センター・宮崎県教育委員会・鹿児島県教育委員会・宮崎市教育委員会・宮崎県博物館等協議会・鹿児島大学地域防災教育研究センター・鹿児島大学法文学部附属「鹿児島の近現代」教育研究センター・
宮崎日日新聞社・みやざきアートセンター 及び全国の資料ネット

倉敷市歴史資料整備室「災害に関する歴史資料調査報告会2」のお知らせ(1/28・対面)

倉敷市歴史資料整備室からのお知らせです。以下のように、災害に関する歴史資料調査報告会が開催されます。事前の申し込みが必要です。詳しくは歴史資料整備室のウェブサイトまたは以下の案内をご覧下さい。

【日時】   2023年1月28日(土曜日)14時~16時30分
【場所】   真備保健福祉会館3階大会議室(倉敷市真備支所となり)
【内容・講師】倉地克直(岡山大学)「嘉永3年水害からの復旧」
       久野 洋(ノートルダム清心女子大学)「明治26年水害と野﨑家」
       大島千鶴(倉敷市歴史資料整備室)「安政大地震と倉敷」
【資料代】 200円
【募集人員】 50人(応募者多数の場合は抽選)
【対象】   一般
【申込方法】 1月4日(水曜日)~13日(金曜日)に、(1)災害に関する歴史資料調査報告会2受講希望 (2)全員の住所 (3)全員の氏名(ふりがな)(4)全員の電話番号を明記し、往復はがき(返信用宛名面に返信先を明記のこと。1月13日消印有効)か電子メールで。1通につき2人まで申込可。受講の可否は1月20日(金曜日)までに回答発送。
【倉敷市総務課歴史資料整備室】
      〒710-1398 倉敷市真備町箭田1141-1
      電話 086-698-8151
      Eメール hisedit@city.kurashiki.okayama.jp

シンポジウム「災害史料研究が拓く歴史学の新たな方法」(12/23・オンライン)

東京大学地震火山史料連携研究機構では、以下のようなオンラインシンポジウムを開催するとのことです。参加は無料ですが、事前の申し込みが必要です。詳しくは、以下のURLをご覧ください。

日時:12月23日(金)13:00~17:30

URL:https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/events/z0206_00005.html

ニュースレター第8号を発行しました

9月末日にニュースレター第8号を発行しました。今号は内容は以下のとおりで、8月に開催した活動報告会の登壇者のみなさんに寄稿いただくなどしました。pdfはこちらです。どうぞご覧ください。

-活動報告(2022年3月~2022年8月)
-2022年度活動報告会特集
・福田雄(ノートルダム清心女子大学)「『社会調査実習』報告書が目指したもの」
・藤本瑠奈(ノートルダム清心女子大学文学部現代社会学科)「岡山史料ネット活動報告会参加記」
・川田一馬(総社市下原地区自主防災組織副本部長)「岡山資料ネット2022年度活動報告会に参加して」
・松岡弘之(岡山史料ネット)「『学生と考える西日本豪雨』によせて」
-髙野かずみ(岡山大学大学院)「学術野営2022in吹屋の参加録」
-歴史資料保全活動への支援募金のお願い

修復・整理ボランティアを募集します(2022年11月)→定員に達しました

岡山史料ネットでは、西日本豪雨被災資料の修復・整理を以下のとおり実施いたします!
2020年3月以降、COVID-19のため長らく一般募集ができていませんでしたが、身近な地域の歴史の資料を少しずつ修復しています。ご経験などは問いませんので、ご関心をお持ちの方はどうぞお気軽にご参加ください。

【10月8日追記】募集開始後、すぐに定員に達しました。ありがとうございます。作業スペースの都合上募集枠が小さくなっており、申し訳ありません。またの機会にご検討いただけましたらさいわいです。

【開催日時】2022年11月9日(水)15:00~17:00
【場所】岡山大学津島キャンパス(岡山市北区津島中3-1-1
    文法経1号館3階
【作業内容】レスキューした資料(主に古文書)の洗浄、乾燥、ドライクリーニング、目録作成、写真撮影
【持ち物】特に必要ありません。ただし、汚れてもよい服装でご参加下さい。
【募集定員】3名(先着順)
【お申し込み方法】以下のフォームよりお申し込み下さい。申し込み完了後、回答内容をメールします。

【お問い合わせ】
岡山史料ネット(代表 今津勝紀、岡山大学教授)
〒700-8530 岡山市北区津島中3-1-1 岡山大学文学部内
 電話&FAX 086-251-7442
 email:okayamasiryonet[at]gmail.com
 twtter:@okayamasiryonet

第10回おかやま文化フォーラム完結編「歴史の実像を求めて、地域と歴史資料」(10/29・対面)のお知らせ

岡山県郷土文化財団からのお知らせです。以下の要領シンポジウムを開催するとのことです。参加は無料ですが、10月14日までの申し込みが必要です。当会代表の今津が講演と、史料ネットについてお話しします。

■日時:2022年10月29日(土)13時から16時
■会場:岡山県立美術館2F
■定員:100名
■申し込み方法:郷土文化財団あてに電話・ファックス・メールで住所・氏名等を連絡。締め切りは10月14日。詳細はチラシ(PDF)をご覧下さい。

■プログラム
・倉地克直(岡山大学)「趣旨説明」
・大門正克(早稲田大学)「聞く歴史と文字史料の往還―東日本大震災後の歴史実践を中心として― 」
・今津勝紀(岡山大学)「吉備の古代社会を考える-正倉院文書とシミュレーション- 」
・今津勝紀「史料ネットについて」
・倉地克直「完結編まとめ」

岡山大学附属図書館公開講座「水害を記録する」のお知らせ(9/9・ハイブリッド)

岡山大学附属図書館では、以下のとおり、江戸時代の水害についての公開講座を開催するとのことです。参加は無料ですが、定員があり、9/1までのお申し込みが必要です。詳しくは岡山大学附属図書館からの案内をご覧ください。

【内容】
日時: 2022年9月9日(金)14:00~16:00(受付開始:13:30)
会場: 岡山大学附属図書館 中央図書館 本館3階セミナー室 および オンライン配信(アーカイブなし)
講師: 倉地克直(岡山大学附属図書館特命教授)
対象: 高校生・大学生および一般の方
定員: 会場30名・オンライン60名
受講料: 無料
申込期限: 9月1日(木)※定員に達した場合は早期に受付を終了します

【概要】
 水に恵まれた日本列島では、他方で水害も身近なものであった。
そのためか、地震・津波・噴火などの災害と比べて、ことさらに水害の体験を伝える記録は多くない。庶民が水害を独自に記録するようになるのは、江戸時代の中頃からである。嘉永3年(1850)の高梁川洪水は、岡山県域ではよく知られたもので、多くの記録が残されている。岡山大学附属図書館所蔵の日笠家文書などを紹介しながら、当時の人びとがどのように水害を伝えようとしたか、検討してみたい。

【URL】
https://www.lib.okayama-u.ac.jp/news/news_id11413.html