くらしき市民講座「歴史資料講座 嘉永3年の水害と倉敷」(10/3)のお知らせ

倉敷市内在住・在勤・在学の方を対象とした連続講座で、幕末の災害の歴史が取り上げられるとのことです。

嘉永3年(1850)5月末から雨が降り続いたため、6月1日にまず現在の真備地区と軽部(現総社市)が浸水しました。次いで6月3日に東高梁川左岸の堤防が決壊し、川の東が東西約10㎞、南北約5㎞にわたって浸水しました。この水害の一連の経緯や倉敷中心部の浸水状況、被災者救済や復旧への取り組みなどについてお話しします。

講師 /山本太郎(倉敷市歴史資料整備室)
日程 /10月3日 日曜日 14時~16時 (全1回)
対象 /一般(中学生以上)
定員 /40名
受講料/無料
締切 /9月19日 日曜日
連携先/倉敷市総務課 歴史資料整備室
お問い合わせ先/市民学習センター(電話:086-454-0011)
http://www.kurashiki-oky.ed.jp/lpk-shimin-gakushu-c/kouza/kouza10/031003.html

【11月・12月には以下の内容で開催されます】
11月27日 東野将伸(岡山大学)「江戸時代の百姓と「お金」との関わり」
http://www.kurashiki-oky.ed.jp/lpk-shimin-gakushu-c/kouza/kouza11/031127.html
12月12日 山下洋(倉敷市歴史資料整備室)「文書館って何?」
http://www.kurashiki-oky.ed.jp/lpk-shimin-gakushu-c/kouza/kouza12/031212_2.html

岡山市社会福祉協議会「災害ボランティア養成講座について」のお知らせ(9月)

岡山史料ネットも登録している「岡山市災害ボランティアネットワーク」からのお知らせです。岡山市社会福祉協議会では、以下のような災害ボランティア養成講座を開催します。詳しくは、岡山市社会福祉協議会のウェブサイトをご覧下さい。

① 基礎講座
日時 :令和3年9月4日㈯10:15~12:00(受付10時~) 
内容 :
⑴ 講義『災害ボランティアセンターの役割・内容』  
講師:増田 勇希氏(特定NPO法人ひろしまNPOセンター)
⑵ 岡山市の取り組み
場所 : 西川アイプラザ会議室1・2(北区幸町10-16 西川アイプラザ4階)        ※一部公民館でオンライン配信を予定しています。ご希望の方はお問い合わせください。
定員 : 定員30名(先着順)
参加費 : 無料
申込締切 : 8月24日(火)17時まで

② 養成講座  ※6月19日に予定していた講座を延期したものです
日時 :令和3年9月25日(土)10:00~16:00(受付9時30分~) 
内容 :
⑴ 講義『災害ボランティアセンターの設置・運営』 講師:増田 勇希氏(特定NPO法人ひろしまNPOセンター)
⑵ 災害ボランティアセンターの設置・運営訓練
場所 : 灘崎文化センター(南区片岡186番地)
定員 : 定員60名(先着順)
参加費 : 無料
申込締切 : 9月10日㈮17時まで   
その他 : 昼食は各自でご準備ください。 当日は動きやすい服装でご参加ください。

<申込方法>
 ①②いずれも、ハガキ、FAX、E-mailにて、参加希望の講座を明記のうえ、住所、氏名(ふりがな)、連絡先を記載して下記までお申し込みください。
  〒700-0913 岡山市北区大供二丁目4-25 岡山市社会福祉協議会
  FAX:086(238)7757、 e-mail:volunteer@okayamashi-shakyo.or.jp

オンラインセミナー「日本史研究と地域史研究のはざま」の動画が公開されました

岡山大学文明動態学研究所からのお知らせです。7月21日開催されたオンラインセミナーにおける今津勝紀さん「日本史研究と地域史研究のはざま」の講演内容を記録した動画がこのたび公開されました。どうぞご覧下さい。
https://ridc.okayama-u.ac.jp/20210727-488/

『残す。西日本豪雨災害 私たちは真備に何を残そうとしたのか』のPDF版が無償公開

西日本豪雨災害「残す。」編集チームが実施したクラウドファンディングの成立をうけて、2021年1月に発行された『残す。西日本豪雨災害 私たちは真備に何を残そうとしたのか』のPDF版が、このたび吉備人出版より公開されました。出版社のfbによれば、「制作部数も限られ、私家版のため入手することができません。貴重な報告、資料も掲載されており、より多くの人に届けたいという編著者である編集チームの希望もあり」作成されたとのことです。
多くの方にご覧いただければさいわいです。

吉備人出版 https://www.kibito.co.jp/nokosu/

オンラインセミナー「日本史研究と地域史研究のはざま」のお知らせ(7/21)

岡山大学文明動態学研究所からのお知らせです。研究所が月1回ランチタイムに開催しているオンラインセミナーで、岡山ネット代表でもある今津さんがお話しします。どなたでも参加いただけますが、7月20日までの申し込みが必要です。

第3回 RIDC マンスリー研究セミナー
日本史研究と地域史研究のはざま―生存の「関係・空間」の歴史学―

【日時】7月21日(水)12:00-13:00
【開催方法】オンライン(ご参加いただくにはZoomのご利用が必要となります)
【発表者】今津 勝紀(岡山大学 文明動態学研究所・教授)
【概要】現在、日本の人文学は大変深刻な事態にあり、歴史学もその大波に翻弄されている。おそらくこれまでの伝統的な学問を維持することが許されるのは、ほんの一握りにすぎないのであり、その他の多くは変化を余儀なくされることになるだろう。
必然的に歴史学そのものの再定義が求められることになるのだが、日本における近代歴史学の成立に遡り、現代歴史学の現状と課題を確認し、新たな歴史学を構想してみたい。
私たちが歴史をふり返るのには、どのような意味があるのだろうか。
私たちの暮らしと歴史と文化はどのような関係にあるのだろう。「私たち」を鍵に問題を組み直してみたいと思う。

【対象者】どなたでもご参加いただけます
【参加費】無料
【主催】岡山大学 文明動態学研究所
【申込方法】7月20日12:00までに下記よりお申込みください。折り返し、参加用URLをお送りします。
https://forms.gle/WbsZodnbpYnZXQtx9

【お問い合わせ先】 E-mail: ridc@okayama-u.ac.jp  TEL: 086-251-7442
【URL】https://ridc.okayama-u.ac.jp/20210702-410/

熊本被災史料レスキューネットワーク講演会「球磨川水害による被災文化財ー現状と課題ー」(7/31・オンライン)のお知らせ

熊本ネットからのお知らせです。標記の講演会がオンラインで開催されます。詳しくは、下記URLをご覧ください。

■日時:7月31日(土)13時00分~16時30分
■開催方法:オンライン(Zoomミーティング)
■参加費:無料
■要事前申込み
【参加お申込みについて】
下記のリンクでアクセスした入力フォームからお申し込みください。
お申し込みフォーム https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScfqnbF67MF0BYROch3AqjlifY9vZiY8HwjjWadvig5uM4yjw/viewform
■申込期限:7月26日(月)
【お問い合わせ先】
■熊本被災史料レスキューネットワーク事務局(熊本大学永青文庫研究センター内)
 電話 096(342)2304  (平日のみ)
 kumamoto.shiryonet[at]gmail.com
■URL http://eisei.kumamoto-u.ac.jp/event/2021/07/-731.php

2021年度総会・活動報告会「西日本豪雨と図書館」のお知らせ(8/1・オンライン)

以下のように、今年度の総会・活動報告会「西日本豪雨と図書館」を開催します。どなたでもご参加いただけます。今年度もオンラインでの開催となりましたが、多くの方のご来場をお待ちしております。

■日時:2021年8月1日(日) 14:30~16:30
 (会員のみなさまを対象とした総会を同日13:30から開催します)
■開催方法:zoomをもちいたオンライン開催
■参加費:無料
■参加方法:こちらのフォームから7月30日(金)までにお申し込みください。7月30日以後に、zoomの招待状をおおくりします。

■図書館でも地域のさまざまな記録が収集・公開されており、実際に行政文書・古文書など所有しているところも多くあります。真備図書館では、西日本豪雨で12万冊を超える蔵書を失いましたが、「真備図書館を応援する会」をはじめとする多くの方々の支援をうけながら、2021年1月に再開にこぎつけました。前館長の藤井広美さんに、再開に向けた活動についてふりかえっていただきます。

■タイムテーブル
14:30~15:20 藤井広美さん(倉敷市立真備図書館前館長)「真備図書館の被災と再建」(50分程度+休憩)
15:30~16:00 コメント(15分程度×2)
隈元恒さん(岡山県立図書館)、村上岳さん(瀬戸内市民図書館)
16:00~16:30 質疑応答

■チラシPDF(転送歓迎です)

オンライン研究会「『統合型』博物館と住民参画-阪神間の事例」のお知らせ(7/4)

神戸大学松下正和さんからのお知らせです。以下のようなオンライン研究会が開催されます。どなたでも参加いただけますが、7月2日までにお申し込みが必要です。

■「地域歴史資料継承領域」第3回研究会 「統合型」博物館と住民参画-阪神間の事例
■日時:2021年7月4日(日)13時~17時
■zoomによるオンライン開催
■申込方法:https://forms.gle/zxzxuLpXFwZP2r2P7
(7月2日(金)までに参加者情報(1.お名前、2.ご所属、3.E-mailアドレス、4.電話番号)を上記URLから登録。7月3日頃招待URLを通知)
■趣旨
近年阪神間で複数館種を統合した「統合型」博物館の設置の動きが相次ぎ、今後住民参画がどのように進むのか関心が集まっている。地域住民との連携を深め博物館活動をどう活性化するのか。
その方策について、伊丹市と尼崎市の事例報告もふまえながら、学芸員や博物館設置主体者の役割、博物館教育を行う大学の役割などをテーマに、立場を超えて議論してみたい 。

■プログラム
13:00 主催者 挨拶 奥村弘 (神戸大学)
13:05 趣旨説明 松下正和 (神戸大学)
13:15 基調講演 「市民のために」の挫折と成熟 岩城卓二(京都大学人文科学研究所教授)
14:15 事例報告1 地域と共に学び、歴史遺産を活かす 中畔明日香(伊丹市教育委員会生涯学習部主幹(文化財担当))
14:35 事例報告2 市民と共にあゆむ博物館「である」ために―アーカイブズができることとは? 河野未央(尼崎市教育委員会社会教育部歴史博物館史料担当係長)
14:55 休憩
15:05 コメント 地域で生きる博物館に向けて 大国正美(神戸深江生活文化史料館館長・伊丹市資料修史等専門委員長)
15:25 総合討論 コーディネーター:松下正和(神戸大学)・吉原大志(兵庫県立歴史博物館)
16:50 閉会の挨拶: 藪田 貫(兵庫県立歴史博物館館長・兵庫県博物館協会会長)
17:00 終了

■主催
・特別推進研究「地域歴史資料学を機軸とした災害列島における地域存続のため
の地域歴史文化の創成」(代表 奥村弘)A 班「地域歴史資料継承領域」
■後援
・兵庫県博物館協会
■問い合わせ先
神戸大学 地域連携推進室 特命准教授
松下正和
〒657-8501 神戸市灘区六甲台町1-1
電話078-803-6504,5575
メールm_matsushita[at]port.kobe-u.ac.jp

第11回「災害文化と地域社会形成史」研究会のお知らせ(7/25・オンライン)

岡山大学文明動態学研究所からのお知らせです。以下の要領でオンライン研究会が開催荒れます。事前の申し込みが必要です。詳しくは、以下のURLをご覧下さい。

【日時】 2021 年7月25日(日)13:30-17:00
【場所】 ZOOM を利用したオンライン開催
【報 告】

  1. 相川陽一(長野大学)
    「北総地域の近現代史における開発と社会紛争の展開:運動史研究と資料保存の交点を探る(仮)」
  2. 吉川圭太(神戸大学)「伊方原発設置反対運動の資料保存とその課題(仮)」

    【申込方法】下記の参加申し込みフォームにアクセスしていただくか、
    岡山大学文明動態学研究所・林佳代子(kahayashi[at]okayama-u.ac.jp Tel.086-251-7442)まで7月22日までにお申し込みください。

    https://forms.gle/oT3GVava9tgbEMxF7

【URL】https://ridc.okayama-u.ac.jp/20210604-330/

第10回おかやま文化フォーラム「歴史の実像を求めて 地域と歴史資料」のお知らせ(6/13→延期となりました)

【重要なお知らせ】(5月14日付)以下の催しは、来年に延期となるとのお知らせがありました。開催時期が分かりましたら、こちらでもご案内できればと考えております。

岡山県郷土文化財団からのお知らせです。
以下のように、第10回おかやま文化フォーラムが開催されます。このフォーラムでは、古代から近世まで、最近の研究成果や方法を踏まえて見えてきた歴史の実像を広く紹介してきました。今回はその完結編とのことです。どなたでもお申し込みいただけますが、定員(80名)があり、6月8日までの事前の申し込みが必要となります。

日時:2021年6月13日(日) 13:00~16:00
会場:岡山県立美術館2Fホール
主催:岡山県郷土文化財団、共催:岡山県、後援:山陽新聞社
入場無料:入場整理券が必要

お申し込み・お問い合わせ先:
 岡山県郷土文化財団 岡山市北区表町1-7-15-702
  電話:086-233-2505
  ファックス:086-232-4329
  email:o-bunka[at]utopia.ocn.ne.jp 

【プログラム】
13:00 開会
 趣旨説明 倉地克直(岡山大学名誉教授)
13:10- 講演1 大門正克(早稲田大学特任教授)「聞く歴史と文字史料の往還―東日本大震災後の歴史実践を中心として」
14:20- 講演2 今津勝紀(岡山大学教授)「吉備の古代社会を考える―正倉院文書とシミュレーション」
15:30- 今津勝紀「史料ネットについて」
15:40- 完結編まとめ 倉地克直