倉敷市歴史資料整備室では、このたび西日本豪雨の発生後2年間にわたって取り組んできた、水損公文書の・保存修復処置に関する報告書を作成しウェブサイトで公開したとのことです。みなさま、どうぞご覧下さい。
【以下、サイトの案内文を転載】
倉敷市総務課歴史資料整備室では、平成30年7月豪雨で水没・汚損した公文書(水損公文書)について、多くの機関・個人の御協力を得ながら、令和2年度まで約2年間をかけて修復処置を実施しました。水損公文書の保全・修復に取り組んだ2年間の記録を『真備の公文書を修復した2年間の足跡―水損公文書修復処置報告書ー』としてまとめ、歴史資料整備室ホームページの「刊行物紹介」コーナーにてPDFデータを公開しました。類似の課題を抱える方々の御参考になれば幸いです。
『真備の公文書を修復した2年間の足跡―水損公文書修復処置報告書―』(PDF)
【掲載内容】(目次)
はじめに
第1章 平成30年7 月豪雨災害
第2章 倉敷市真備支所公文書の被災
第3章 水損公文書の修復処置
第4章 御協力いただいた主な機関
第5章 活動の成果
第6章 水損公文書修復処置経緯
第7章 修復処置に参加した人数と処置文書の量
第8章 課題
第9章 総務課歴史資料整備室職員の体験記
写真集