岡山史料ネットについて

岡山史料ネットとは

 2000年の鳥取県西部地震、2001年の芸予地震と近県で大規模な地震が続発するなか、「災害前に何かできることを」という考えのもと、予防ネットとして2005年に設立されました。
 2018年の西日本豪雨の際には、県内各地で古文書をはじめとした被災資料をレスキューしました。レスキューした被災資料の整理修復活動は現在も続いています。

なお、『地域歴史文化継承ガイドブック 付・全国資料ネット総覧』(文学通信、2021年)には、岡山史料ネットを含む各地の団体について掲載されていますので、どうぞご覧ください。

これまでの活動

ウェブサイトを開設した2018年度以降の活動内容は以下のとおりです。年度のはじまりを7月1日、年度のおわりを翌年6月末として記載していますのでご注意ください。

2017年度 第4回全国史料ネット研究交流集会を岡山で開催(2018.1 報告書)
2018年度 西日本豪雨の発生(2018.7)
2019年度
2020年度 新型コロナウィルス感染症の世界的流行はじまる
2021年度
2022年度 活動拠点が移転
2023年度 

規約

(名称)
第1条 本会は岡山史料ネットと称する。

(目的と性格)
第2条 岡山史料ネットは、関係諸機関・諸団体と連携して、歴史資料や広義の文化財の保全と社会におけるその活用を実践的に進めるボランティア組織とする。

(活動内容)
第3条 本会の活動内容は、主として岡山県内の歴史資料等の保存・継承のため、大規模災害発生時の対応および、災害発生に備えた歴史資料等の保全・活用とする。

(組織の構成)
第4条 岡山史料ネットは会員とサポート会員から構成する。 本規約を認め、所定の年会費を納入した者を会員とし、総会における議決をおこなう。
2 本会の活動に賛同し、参加・協力の意を表したものをサポート会員とする。

(総会)
第5条 毎年一度総会を開催する。なお必要に応じて臨時総会を開くことがある。
2 サポート会員はオブザーバーとして総会に参加することができる。
3 総会は、岡山史料ネットの目的にそった年間活動と予算、決算等の必要事項を決定する。
4 総会は、役員を選出する。
5 総会の議決は、出席会員の過半数の賛成を必要とする。

(役員)
第6条 役員は、運営委員と監査委員で構成する。 役員は、役員会を組織し、岡山史料ネットの日常の運営にあたる。 役員会は、運営委員の中から代表委員、副代表委員を選出し、代表委員は本会を代表する
2 役員会は、運営に必要な実務のために、事務局を置く
3 役員の任期は原則1年とし、再任をさまたげない。

(規約の改正)
第7条 本規約の改正は、総会において出席会員の過半数の賛成によっておこなう。

(事務局)
第8条 岡山史料ネットの事務局は、岡山大学日本史研究室(岡山市北区津島中3-1-1)に置く。

(会費)
第9条 会員の年会費は1000円とする。サポート会員の年会費は無料とする。

附則
1.本規約は、2018年10月10日から実施し、現行サイボウズの岡山史料ネットグループの登録者はサポート会員へと移行する。
2. 年会費の徴収は、2019年度の総会からとする。