5月31日(水)14時から新しい作業室で初めてとなるボランティア作業を実施しました。今回は4名の方に、泥水をうけてことで固まってしまった一紙もの・冊子もの古文書を展開し、洗浄していただきました。どうもありがとうございました。
今後も定期的に実施できればと考えています。

いつもお世話になっております。
このたび、岡山史料ネットの活動拠点となっていた部屋が、岡大キャンパス内の耐震工事等にともなう施設整備の一環として引っ越しすることになりました。
これまで倉庫だった建物が文明動態学研究所実験棟としてオフィス環境並みにリフォームされ、部屋の荷物を今週移動させたところです。ただ、外壁補強や通信環境の工事が未完了で、落ち着くのはもう少し先になりそうです。
なお、これにともない現在事務局の電話が不通となっておりますのでご注意ください。
ご用の方は、しばらく事務局担当の松岡(086-251-7406)までお願いいたします。新しい建物に電話が開通したら、またご連絡を差しあげます。住所は変更ありません。
落ち着いたら、ボランティア作業も新しい場所で再開できると思います。ひきつづき、どうぞよろしくお願いいたします。
さきにお知らせしたように1/28-29と宮崎市の宮日ホールを拠点に、第9回全国史料ネット研究交流集会in宮崎が開催され、参加してきました。会場内も賑わっておりましたが、オンライン参加の方も含めて、計約250名の方が参加されたようです。
2日間で3つのシンポジウムが開催され、それぞれ宮崎・鹿児島の関係者の取り組み状況などについて報告があり、登壇者を中心に討論されました。
また、各地の団体からのポスターも貼り出されており、岡山の様子もお知らせすることができました。
それぞれの報告の要旨を掲載した「予稿集」と、ポスターのpdfは以下のサイトに掲出されていますので、どうぞご覧ください。
開催にあたってご尽力くださいました関係者のみなさま、登壇者のみなさまにお礼申し上げます。なお、次回は関東大震災から100年ということもあり、関東地方での開催が計画されているとのことでした。
倉敷市危機管理課が、市の地域防災計画を修正するためのパブリックコメントを実施しています。
地域防災計画とは、災害対策基本法にもとづき作成されるもので、行政として災害に備え、また災害が発生したあとで、どのように行動するかを、あらかじめ指針として定めるものです。
この度の修正案には、災害発生前の段階での取り組みとして、岡山史料ネットも加わる岡山県文化財等救済ネットワークとの連携強化をうたった項目が新規に盛り込まれています(本文49ページなど)。
第1章 災害予防計画>第3 文教対策>8文教政策
(6) 市は,県や民間団体(大学・県・建築士会)とともに形成している岡山県文化財等救済ネットワークについて,災害時の連携強化を推進する。
岡山県文化財等救済ネットワークについては、上栫武さんの紹介記事(『岡山県の博物館』第49号=PDF)や、岡山県文化財保存活用大綱(PDF)をごらんください。
意見を提出できる者は、市内居住者、市内通勤・通学者、市内に事務所又は事業所を有する者、その他この案件に関し利害関係を有する者で、締切は12月15日です。
詳しくは、倉敷市からの案内をご覧ください。
https://www.city.kurashiki.okayama.jp/26550.htm
このたび岡山史料ネットが第18回「マルセン賞」文化賞を受賞しました。この賞は、(公財)マルセンスポーツ・文化振興財団(岡山市)がスポーツや文化の発展に貢献した岡山県ゆかりの個人、団体をたたえるものです。こうした賞をいただくことができましたのも、これまでのみなさまのご理解・ご支援のたまものとあつくお礼申し上げます。感染症流行が収束しないなかで、資料修復作業などがなかなかできておりませんが、これをはげみに尚一層努力して参りますので、ひきつづき、ご支援たまわりますよう、よろしくお願い申し上げます。
■「ソプラノ歌手森野さん文化大賞 マルセン賞に5人3団体」山陽新聞(2021年9月7日付)https://www.sanyonews.jp/article/1173045
岡山大学文明動態学研究所からのお知らせです。7月21日開催されたオンラインセミナーにおける今津勝紀さん「日本史研究と地域史研究のはざま」の講演内容を記録した動画がこのたび公開されました。どうぞご覧下さい。
https://ridc.okayama-u.ac.jp/20210727-488/
岡山県立図書館からのご案内です。4月1日に、災害の記憶と記録を風化させることなく、後世に引き継ぐため岡山県危機管理課からの資料提供を受けて「平成30年7月豪雨デジタルアーカイブ」を公開したとのことです。データ件数は、写真1,007件、動画66件で、内容により分類されているとのことです。どうぞご覧ください。
http://digioka.libnet.pref.okayama.jp/mmhp/kyodo/gouusaigai/index.html
7月の豪雨により人吉城歴史館(熊本県人吉市)が所蔵する収蔵品も浸水被害を受け、そのうち植物標本については全国の自然史系博物館が協力してレスキューに取り組んでいます。倉敷市立自然史博物館(倉敷市)でも約300点の修復が行われているとのことです。このたび岡本泰展さんが倉敷の活動に参加され、事務局にレポートを寄せてくださいましたのでアップします(PDF)。どうぞご覧ください。岡本さん、どうもありがとうございました。
令和2年7月豪雨により被災した歴史資料の情報収集・レスキュー活動のために、全国の関係組織・機関のみなさまが尽力されていることと存じます。みなさまの取り組みに敬意を表します。
本会ではそのような機関・組織に対し作業用物資提供の用意がございます。物資の提供を希望される場合は、以下のご案内をご覧の上、岡山史料ネットまでご連絡ください。
支援体制2020.7令和2年7月豪雨(pdf)