修復・整理ボランティアを募集します(2024年5月)

岡山史料ネットでは、西日本豪雨被災資料の修復・整理を以下のとおり実施いたします。
身近な地域の歴史の資料を少しずつ修復しています。ご経験などは問いませんので、ご関心をお持ちの方はどうぞお気軽にご参加ください。

【開催日時】2024年5月8日(水)14:00~16:00
【場所】岡山大学津島キャンパス(岡山市北区津島中3-1-1)
    文明動態学研究所実験棟
【作業内容】レスキューした資料(主に古文書)の洗浄、乾燥、ドライクリーニング
【持ち物】特に必要ありません。ただし、汚れてもよい服装でご参加ください。
【募集定員】5名(先着順)
【お申し込み方法】以下のフォームよりお申し込みください。申し込み完了後に会場などのご案内するPDFのリンクが表示されますので、確認をお願いします。また、受付内容をメールします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf3on1ZjFrOZT_ubnS8Nxj2K3YdZGq_bkmkL575pk9xHHHUMQ/viewform

【お問い合わせ】
岡山史料ネット(代表 今津勝紀、岡山大学教授)
〒700-8530 岡山市北区津島中3-1-1 岡山大学文学部日本史研究室内
 電話&FAX 086-251-7406(担当:松岡)
 email:okayamasiryonet[at]gmail.com
 X(twtter):@okayamasiryonet

ニュースレター第11号を発行しました

2024年3月末にニュースレター第11号を発行しました!今号では、これまで保存・修復活動を進めてきた資料群のうち、井上家文書土師家文書旧永瀬家ふすま下張り文書についての報告書を書かれた3名の方に執筆いただきました。どうぞご覧ください。

活動報告(2023年9月~2024年2月)
山下香織「井上家資料の返却」
室山京子「『倉敷市真備 土師家文書報告書Ⅰ』刊行のお知らせ」
内池昭子「「旧永瀬家住宅襖下張り文書目録」について」
齋藤興希「第10回全国史料ネット研究交流集会in首都圏」(参加記)
レスキュー史料から(4)山下香織

バックナンバーはこちらからご覧いただけます。

語り部ネットワークまび「語り部研修会2024」(3/17)のお知らせ

語り部ネットワークまび」さんからのお知らせです。

以下の要領で、3月17日(日)に「語り部研修会2024」が開催されます。午前・午後の部からなり、明治期の水害経験についての報告に当会の山下洋さんが登壇します。
詳しくは、以下のフェイスブックイベントページをご覧下さい。
https://www.facebook.com/events/1124938041831667

■語り部研修会2024
日時:2024年3月17日(日)10:00~16:00
会場:マービーふれあいセンター(倉敷市真備町箭田39)

午前の部 10:00〜12:00「伝わらなかった先人の想い―水害常襲地の歴史を伝えるために」
(1)明治期の水害後の高台移転の歴史を探る
高杉正 (まび創成の会)・大熊正喜 (語り部ネットワークまび)「親から子へ、子から孫へ、家族の中で語り継がれた大切な記憶と教訓」
ゲスト:山下洋(岡山史料ネット)  

(2)水害と治水の史跡にQRコード付き看板を建てよう
森脇敏 (まび創成の会)・大熊正喜 (語り部ネットワークまび)「岡田地区水除堤に続いて、有井「大日庵」の「溺死群霊の墓」を調べる」

午後の部 13:30〜16:00「東日本大震災から13年、伝承の取り組みから学ぶ」
・福井圭一 (真備写真洗浄)「東北現地視察の報告と話し合い」

国際シンポジウム「大災害時代における地域存続と歴史文化」(3/2-3・ハイブリッド)

岡山大学文明動態学研究所からのお知らせです。標記のような国際シンポジウムが開催され、当会代表の今津が「災害と人間の暮らし―地域史研究の新地平―」として報告します。
英・日の同時通訳があります。参加は無料ですが、2月29日までの申し込みが必要です。

岡山県郷土文化財団の郷土文化講座のお知らせ(2/2,29,3/7)

岡山県郷土文化財団からのお知らせです。

以下の要領で、郷土文化講座が開催されます。

会場はいずれも岡山県立図書館で、14時から16時に開催されます。いずれも定員は100名で、参加には開催1週間前までのお申し込みが必要です。
詳しくは岡山県郷土文化財団のウェブサイトをご覧下さい。

2月2日(金)「中世の修験道と吉備地域」德永誓子(岡山大学)
2月29日(木)「井原市の自然と文化-山陽道沿いの歴史文化と星の郷-」首藤ゆきえ(井原市教育委員会)
3月7日(木)「『殿様の御馳走帖』と殿様の暮らし」 岡嶋隆司(食文化史研究者)、万城あき(岡山県郷土文化財団)

岡山大学文学部プロジェクト研究講演会「原発事故被災地における歴史資料保全活動の成果と課題」のお知らせ(1/17)

岡山大学文学部からのお知らせです。
以下の要領で、福島県内で歴史資料保全活動に取り組んでおられる西村慎太郎さんをお招きした講演会が開催されます。岡山大学の内・外をとわず、どなたでも無料で参加可能で、事前のお申し込みも不要です。

日時:2024年1月17日(水)14:00~16:00
会場:岡山大学津島キャンパス(岡山市北区津島中3-1-1) 文法経講義棟11番教室
 ※岡山駅よりバス「岡大西門」下車、徒歩5分。岡山大学のこちらのウェブサイトに掲載された中央図書館西隣「N4」の建物の1階です。
プログラム:
 基調講演 西村慎太郎(国文学研究資料館)「原発事故被災地における歴史資料保全活動の成果と課題」
 質疑応答
問い合わせ:松岡弘之(岡山大学文学部)hmatsuoka[at]okayama-u.ac.jp 電話086-251-7406

歴史資料解説会「描かれた家と町」(1/27)、市民講座「南海トラフ地震と倉敷」(3/2)のお知らせ

倉敷市歴史資料整備室からのお知らせです。
みだしのような催しが開催されます。詳しくは歴史資料整備室のウェブサイトなどをご覧ください。

(1)令和5年度歴史資料解説会「描かれた家と町」
日時:2024年1月27日(土)14:00-16:30
講師:
 畑和良(倉敷市総務課歴史資料整備室)「最古の屋敷割絵図にみる江戸前期の倉敷」
 小嶋はるか(公益財団法人文化財建造物保存技術協会)「井上家住宅の家相図ー建物の修理を通してわかったことー」
 山下洋(倉敷市総務課歴史資料整備室)「明治の建物台帳ー窪屋郡三田村などの事例ー」
会場:真備保健福祉会館
対象:どなたでも、要申し込み、定員50名
お問い合わせ・お申し込み先:倉敷市歴史資料整備室

〒710-1398 倉敷市真備町箭田1141-1
倉敷市総務課歴史資料整備室 
電話 086-698-8151
メール hisedit@city.kurashiki.okayama.jp

(2)令和5年度くらしき市民講座「南海トラフ地震と倉敷~歴史資料に学ぶ倉敷の災害~」
日時:2024年3月2日(土)
会場:ライフパーク倉敷
対象:倉敷市在住・在勤・在学のかたのみ
お問い合わせ・お申し込み先:ライフパーク倉敷市民学習センター

〒712-8046 倉敷市福田町古新田940
ライフパーク倉敷市民学習センター 
電話 086-454-0011

全国史料ネット研究交流集会in首都圏のお知らせ(2/17-18)

今年度の全国史料ネット研究交流集会は、来年の2月17・18日に一橋大学を会場として、ハイブリッド形式で開催されることになりました。多くの方のご参加をお待ちしております。岡山史料ネットでもポスター展示を予定しています。

詳しい内容と参加のお申し込みは、人間文化研究機構の以下のサイトをご確認ください。
https://pres-network.jp/news/post-010/

2月17日
第1セッション:首都圏地域の特質と災害対策(13:45~15:30)
報告1:白井哲哉(茨城文化財・歴史資料救済・保全ネットワーク/筑波大学)
報告2:黄川田翔(文化財防災センター/東京国立博物館)
報告3:天野真志(国立歴史民俗博物館)
司会:工藤航平(国立歴史民俗博物館)

第2セッション:資料ネット活動をとりまく諸活動(16:00~17:30)
報告1:柏原洋太(千葉県文書館)
報告2:望月一樹(神奈川県立歴史博物館/神奈川県博物館協会)
報告3:西口正隆(甲州史料調査会/土浦市立博物館)
司会:小関悠一郎(千葉歴史・自然資料救済ネットワーク/千葉大学)

2月18日
第3セッション:資料保存・継承の現場(10:00~11:50)
報告1:福田博晃(とちぎ歴史資料保全ネットワーク/日光市歴史民俗資料館)
報告2:作間亮哉(那須資料ネット/那須歴史探訪館)
報告3:佐藤有(群馬歴史資料継承ネットワーク/群馬県立歴史博物館)
報告4:小野寺華子(千葉歴史・自然資料救済ネットワーク/千葉大学大学院)
司会:添田仁(茨城文化財・歴史資料救済・保全ネットワーク/茨城大学)

ポスターセッション(12:00~13:30)

総合討論:首都圏地域における資料保存・継承の可能性(13:30~14:50)
登壇者:工藤航平、小関悠一郎、添田仁、白井哲哉
司会:三上喜孝(国立歴史民俗博物館)


県立記録資料館セミナー「これってゴミ?いいえ「お宝」です!」のお知らせ(1/13)

岡山県立記録資料館が開催する「きろくる岡山ゼミナール」で、以下のような講演会が行われます。倉敷市立自然史博物館所蔵の植物標本からみつかった歴史的に貴重な新聞を紹介し、その意義を考えるものとのことです。
参加は無料ですが、定員があり、事前に申し込みが必要です。詳しくはチラシをご覧ください。

「これってゴミ?いいえ「お宝」です!」
日時:2024年1月13日(土)13:30~15:00
講師:岡本泰典さん(倉敷市立自然史博物館友の会)
定員:26名(先着順)
申し込み方法:電話またはファックスで、県立記録資料館まで。

なお、県立記録資料館では、12月27日(水)まで治水に関する企画展「水をおさめる―地域総がかりで」を行っています。こちらもお運びください。

災害支援ネットワークおかやまシンポジウム「平成30年豪雨災害から5年の取り組み報告会」(11/14)のお知らせ

岡山史料ネットも参加している「災害支援ネットワークおかやま」からのお知らせです。西日本豪雨後の設立から5周年を迎えたことにちなんだ取り組み報告会以下の要領で開催されます。オンライン配信もあるとのことです。参加は無料ですが、ウェブフォームから事前の申し込みが必要です。申し込み方法などは詳しくは、ウェブサイトをご覧下さい。

日時:2023年11月14日(火)19:00~21:00

会場:みはらし会議(岡山市北区北長瀬表町二丁目17番20号)

対象:平成30年7月豪雨後の災害支援に関心のある方、支援に取り組まれた民間組織(NPO、企業、ボランティアグループなど)の方、行政組織、社協の方など

参加費:無料・定員100名(オンライン配信あり)

プログラム
(1)開会挨拶・災害支援ネットワークおかやまの5年間
  報告:石原 達也(災害支援ネットワークおかやま・事務局/岡山NPOセンター 代表理事)
(2)倉敷市真備町での継続的な支援「晴れプロ」のご報告
  報告:晴れの国助け合いプロジェクト
(3)パネルディスカッション「5年間の各部会での備えと育成、今後について」
 コーディネーター
  菅野 拓さん(大阪公立大学大学院文学研究科准教授)
 パネリスト
  佐藤 香名(災害支援ネットワークおかやま・被災家屋部会 世話人。ファイナンシャルプランナー。)
  茅野 匠(災害支援ネットワークおかやま・避難所部会 世話人。NPO法人災害支援団Gorilla 代表理事。)
  逢澤 直子(災害支援ネットワークおかやま・物資部会 世話人。一般社団法人おいでんせぇ岡山 理事。)
  高平 亮(災害支援ネットワークおかやま・在宅避難者部会 世話人。NPO法人岡山NPOセンター 地域連携センター 所長。)

URL:https://www.npokayama.org/snosymposium/