倉敷市資料展示会「小野家文書の世界―倉敷村の慶長から明治―」(6/2-5)

倉敷市歴史資料整備室からのお知らせです。
以下の要領で、倉敷村の庄屋をながく務めた小野家の古文書の展覧会が開催されます。どうぞお運び下さい。
中・四国地区の公文書館施設では1988年6月1日に公文書館法が施行されたことにちなんで、6月の第1週を「アーカイブズウィーク」として、さまざまな催しを開催しています。

【テーマ】小野家文書の世界 ―倉敷村の慶長から明治―
水運で栄えた陣屋と商人の町・倉敷。ここで古くから勢力を持ち庄屋を世襲したのが小野家です。有力商人たちを牽引した小野家の古文書(目録pdf)で倉敷の江戸時代から明治の歴史をたどります。

【日時】2023年6月2日(金)~6月5日(月)10~17時
【場所】倉敷市真備支所1階101会議室
【入場料】無料
【展示資料】古文書・絵図など約70点(予定)
【URL】https://www.city.kurashiki.okayama.jp/1438.htm

なお、『倉敷の歴史』33号(2023年)には、「令和4年度資料展示会「歴史資料にみる倉敷の自然災害」の記録」が掲載されています。お申し込み・お問い合わせは倉敷市歴史資料整備室までお願いします。

「出張!みずしま地域カフェ 高梁川と真備の巻」(5/21・対面)

みずしま財団からのお知らせです。倉敷市水島地域の魅力を考える催し「みずしま地域カフェ」が今回は真備に出張。真備の水害の記憶を伝える活動をしている「語り部ネットワークまび」「まび創成の会」のみなさんと、水害の記憶と水島についてお話しをうかがうとのことです。参加には定員があり、事前に申し込みが必要です。詳しくは、みずしま財団からのお知らせをご覧ください。

日時:2023年5月21日(日)10:30~12:00
定員:10人(先着順)
場所:倉敷市真備公民館川辺分館 〒710-1313 岡山県倉敷市真備町川辺714
申込方法 :次のフォームから申し込みをお願いします→ https://forms.gle/mXWHEPiasR2p4hhA8

セミナー「平成30年7月豪雨災害の経験から学ぶ 在宅避難者の課題と支援者の連携について」のお知らせ(2/14,3/23)

岡山史料ネットも加盟する、災害支援ネットワークおかやま在宅避難者支援部会からのお知らせです。以下のようにこれからの在宅避難者支援と支援団体の連携について平成30年7月豪雨災害時の検証をもとに考え、共有するセミナーが開催されます。ご関心の方のご参加をお待ちしております。

災害支援ネットワークおかやま在宅避難者支援部会 令和5年度人材育成セミナー「平成30年7月豪雨災害の経験から学ぶ 在宅避難者の課題と支援者の連携について」

関連サイト:https://x.gd/aK1ut

近年、新型コロナウイルスの影響もあり、大規模災害の発生時に避難所ではなく自宅で避難生活を送る「在宅避難者」が増えています。自宅に留まる被災者の状況をできるだけ効率よく把握するとともに迅速にニーズに応じた物資や情報を届けるためには支援に携わる組織・機関の連携が不可欠であり、日頃からの備えが重要であることは間違いありません。このセミナーは災害支援ネットワークおかやま在宅避難者支援部会と社会福祉法人岡山県社会福祉協議会の合同企画となっており、平成30年7月豪雨災害にて、主に倉敷市真備町で在宅避難者の支援に携わった方々から教訓とノウハウを学び、岡山県における被災者支援の拡充につなげることを目的としています。

【1】日時
 ・第1回:2023年2月14日(火)13:30~16:30
 ・第2回:2023年3月23日(木)13:30~16:30
【2】場所
 ・第1回:ハッシュタグ岡山 ABC室 または オンライン
 ・第2回:岡山国際交流センター 7階 多目的ホール または オンライン
【3】定員/参加費
 ・30名/無料(第1回・第2回ともに)
【4】対象
 ①岡山県内の市町村にて危機管理や災害援助を担当される皆様
 ②在宅避難者支援に携わる民間の組織・機関に所属する皆様
【5】プログラム
【第1回】2月14日(火)13:30~16:30
 1.災害時における法制度や支援主体を理解する。
 2.災害がもたらす人と地域への影響と被災者支援の主体を理解する。
 3.避難所外避難者(主に在宅避難者)が置かれる状況と主な課題を理解する。
【第2回】3月23日(木)13:30~16:30
 4.避難所開設期の在宅避難における問題の解決のための課題を明らかにする
 5.避難所開設期の在宅避難における問題の解決に向けて課題達成のヒントを得る。
 6.課題達成の方策を検討する
(6)お申し込み・お問い合わせ
以下の①~⑤を「お申し込み・お問い合わせ先」までお知らせください。
 ①お名前
 ②ご所属またはご職業
 ③電話番号
 ④メールアドレス
 ⑤参加方法(会場またはオンライン)
 ■お申し込み先:特定非営利活動法人岡山NPOセンター
 フォーム:https://forms.gle/NFK5YqLWfckBA8Jd8
 TEL:086-224-0995
 E-mail:npokayama@gmail.com
【7】その他
本セミナーは特定非営利活動法人岡山NPOセンターが認定特定非営利活動法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)の休眠預金等活用事業の配分を受けている「岡山県内市町村との連携体制と災害時支援スキームの確立事業」の一環として実施します。

※「災害支援ネットワークおかやま」とは?
災害支援ネットワークおかやまは、「平成30年7月豪雨災害」を契機に民間主導で立ち上げられたネットワークです。2022年度時点で約200の参画組織と評議員(岡山県、岡山市、倉敷市、瀬戸内市)によって構成されており、平時から情報交換、学び合い、しくみの構築等を進めることにより、災害発生時に誰ひとり取り残さない支援を実現することを目指しています。

倉敷市歴史資料整備室「災害に関する歴史資料調査報告会2」のお知らせ(1/28・対面)

倉敷市歴史資料整備室からのお知らせです。以下のように、災害に関する歴史資料調査報告会が開催されます。事前の申し込みが必要です。詳しくは歴史資料整備室のウェブサイトまたは以下の案内をご覧下さい。

【日時】   2023年1月28日(土曜日)14時~16時30分
【場所】   真備保健福祉会館3階大会議室(倉敷市真備支所となり)
【内容・講師】倉地克直(岡山大学)「嘉永3年水害からの復旧」
       久野 洋(ノートルダム清心女子大学)「明治26年水害と野﨑家」
       大島千鶴(倉敷市歴史資料整備室)「安政大地震と倉敷」
【資料代】 200円
【募集人員】 50人(応募者多数の場合は抽選)
【対象】   一般
【申込方法】 1月4日(水曜日)~13日(金曜日)に、(1)災害に関する歴史資料調査報告会2受講希望 (2)全員の住所 (3)全員の氏名(ふりがな)(4)全員の電話番号を明記し、往復はがき(返信用宛名面に返信先を明記のこと。1月13日消印有効)か電子メールで。1通につき2人まで申込可。受講の可否は1月20日(金曜日)までに回答発送。
【倉敷市総務課歴史資料整備室】
      〒710-1398 倉敷市真備町箭田1141-1
      電話 086-698-8151
      Eメール hisedit@city.kurashiki.okayama.jp

修復・整理ボランティアを募集します(2022年11月)→定員に達しました

岡山史料ネットでは、西日本豪雨被災資料の修復・整理を以下のとおり実施いたします!
2020年3月以降、COVID-19のため長らく一般募集ができていませんでしたが、身近な地域の歴史の資料を少しずつ修復しています。ご経験などは問いませんので、ご関心をお持ちの方はどうぞお気軽にご参加ください。

【10月8日追記】募集開始後、すぐに定員に達しました。ありがとうございます。作業スペースの都合上募集枠が小さくなっており、申し訳ありません。またの機会にご検討いただけましたらさいわいです。

【開催日時】2022年11月9日(水)15:00~17:00
【場所】岡山大学津島キャンパス(岡山市北区津島中3-1-1
    文法経1号館3階
【作業内容】レスキューした資料(主に古文書)の洗浄、乾燥、ドライクリーニング、目録作成、写真撮影
【持ち物】特に必要ありません。ただし、汚れてもよい服装でご参加下さい。
【募集定員】3名(先着順)
【お申し込み方法】以下のフォームよりお申し込み下さい。申し込み完了後、回答内容をメールします。

【お問い合わせ】
岡山史料ネット(代表 今津勝紀、岡山大学教授)
〒700-8530 岡山市北区津島中3-1-1 岡山大学文学部内
 電話&FAX 086-251-7442
 email:okayamasiryonet[at]gmail.com
 twtter:@okayamasiryonet

岡山大学附属図書館公開講座「水害を記録する」のお知らせ(9/9・ハイブリッド)

岡山大学附属図書館では、以下のとおり、江戸時代の水害についての公開講座を開催するとのことです。参加は無料ですが、定員があり、9/1までのお申し込みが必要です。詳しくは岡山大学附属図書館からの案内をご覧ください。

【内容】
日時: 2022年9月9日(金)14:00~16:00(受付開始:13:30)
会場: 岡山大学附属図書館 中央図書館 本館3階セミナー室 および オンライン配信(アーカイブなし)
講師: 倉地克直(岡山大学附属図書館特命教授)
対象: 高校生・大学生および一般の方
定員: 会場30名・オンライン60名
受講料: 無料
申込期限: 9月1日(木)※定員に達した場合は早期に受付を終了します

【概要】
 水に恵まれた日本列島では、他方で水害も身近なものであった。
そのためか、地震・津波・噴火などの災害と比べて、ことさらに水害の体験を伝える記録は多くない。庶民が水害を独自に記録するようになるのは、江戸時代の中頃からである。嘉永3年(1850)の高梁川洪水は、岡山県域ではよく知られたもので、多くの記録が残されている。岡山大学附属図書館所蔵の日笠家文書などを紹介しながら、当時の人びとがどのように水害を伝えようとしたか、検討してみたい。

【URL】
https://www.lib.okayama-u.ac.jp/news/news_id11413.html

倉敷市歴史資料整備室が『真備の公文書を修復した2年間の足跡―水損公文書修復処置報告書』を公開!

倉敷市歴史資料整備室では、このたび西日本豪雨の発生後2年間にわたって取り組んできた、水損公文書の・保存修復処置に関する報告書を作成しウェブサイトで公開したとのことです。みなさま、どうぞご覧下さい。

【以下、サイトの案内文を転載】
倉敷市総務課歴史資料整備室では、平成30年7月豪雨で水没・汚損した公文書(水損公文書)について、多くの機関・個人の御協力を得ながら、令和2年度まで約2年間をかけて修復処置を実施しました。水損公文書の保全・修復に取り組んだ2年間の記録を『真備の公文書を修復した2年間の足跡―水損公文書修復処置報告書ー』としてまとめ、歴史資料整備室ホームページの「刊行物紹介」コーナーにてPDFデータを公開しました。類似の課題を抱える方々の御参考になれば幸いです。

『真備の公文書を修復した2年間の足跡―水損公文書修復処置報告書―』(PDF)

【掲載内容】(目次)

はじめに
第1章 平成30年7 月豪雨災害
第2章 倉敷市真備支所公文書の被災
第3章 水損公文書の修復処置
第4章 御協力いただいた主な機関
第5章 活動の成果
第6章 水損公文書修復処置経緯
第7章 修復処置に参加した人数と処置文書の量
第8章 課題
第9章 総務課歴史資料整備室職員の体験記
写真集

2022年度岡山史料ネット総会・活動報告会「学生と考える西日本豪雨―地域の記憶と記録を伝えるために―」を開催します(8/6)

8月6日(土)に以下の要領で、今年度の総会・活動報告会を開催します。今年度は、対面・オンラインのハイブリッド形式で実施します。お近くの方も、ご遠方の方も、どうぞご参加ください。お待ちしております。

 2021年度に「西日本豪雨災害と社会」をテーマとした社会調査実習で学生とともに被災地に関わられた福田雄さん(ノートルダム清心女子大学・社会学)から、授業での取り組み内容やそれらを通じて考えたことをお話しいただきます。
 あわせて授業履修生の藤本瑠奈さん、調査協力者で地域の記憶誌を発行された総社市下原地区の川田一馬さん、岡山史料ネットの松岡弘之さんからのコメントとふまえ、史料ネットも含め、地域の記憶と記録を伝えていくうえでできることについて考えます。

◆日時:2022年8月6日(土)
  13時30分~ 総会(会員のみ参加)
  14時30分~16時30分 活動報告会
 「学生と考える西日本豪雨と地域社会―地域の記憶と記録を伝えるために―」
  報告:福田雄さん(ノートルダム清心女子大学教員)
  コメント:藤本瑠奈さん(ノートルダム清心女子大学4年生)
       川田一馬さん(総社市下原地区自主防災組織)
       松岡弘之さん(岡山史料ネット)
 
◆会場:きらめきプラザ301号室(〒700-0807 岡山市北区南方2-13-1)
    ※ご来場の際はできるだけ公共交通機関をご利用ください。
    +zoomによるハイブリッド形式
◆主催:岡山史料ネット
◆共催:岡山県立記録資料館
◆参加費無料・要事前申込(対面定員最大100名)

◆参加申し込み方法:以下のフォームよりお申し込みください。申し込み完了後、記入いただいたメールアドレスにお申し込み内容が自動送信されますので、ご確認ください。https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScXwiHD7g12SXcKz-62c-7hiYBDDnmodH-ybgIU5g2syLH-vg/viewform

 

岡山県古代吉備文化財センター企画展「南山城跡とその時代」が開催中(-11/6)

 倉敷市真備町・船穂町にあった中世山城である南山城(みなみやまじょう)で取り組まれてきた発掘の成果をまとめた展覧会が岡山県古代吉備文化財センターで開催されています。また、会期中に報告会も開催されます(要申込)。
 南山城跡の出土品を一堂に展示されるほか、県内の山城から出土・表採した遺物を展示し、城内での暮らしぶりや時代背景について紹介する、とのことです。
 詳しくは、センターからのご案内をご覧ください。

開催期間 5月18日(水)~11月6日(日)
 土曜日・日曜日・祝日も開館、臨時休館あり
開館時間 午前9時~午後5時

https://www.pref.okayama.jp/site/kodai/683369.html

資料展示会「歴史資料にみる倉敷の自然災害」のお知らせ(6/3-6)

倉敷市歴史資料整備室からのお知らせです。
中国地区四国地区アーカイブズウィークの一環として、資料展示会「歴史資料にみる倉敷の自然災害」が開催されます。新型コロナウィルス感染症の流行状況により、中止または延期される場合があります。
詳しくは、貼付のチラシをご覧ください。

日時 2022年6月3日(金)~6月6日(月)10:00~17:00
会場 倉敷市真備支所 1階101会議室(真備町箭田1141-1)
問い合わせ先 倉敷市歴史資料整備室(電話086-698-8151)