『地域歴史文化継承ガイドブック 付・全国資料ネット総覧』が刊行されました!

2月19日・20日の第8回全国史料ネット研究交流集会は、急遽オンライン開催となりましたが、盛況のうちに終了しました。ご参加いただいたみなさま、どうもありがとうございました。岡山史料ネットでは2021年度の活動内容を紹介するポスター発表を行いました(ポスター会場はこちらです)。次号ニュースレターに参加記を掲載する予定です。

さて、集会でも告知がありましたが、このたび国立歴史民俗博物館が監修した『地域歴史文化継承ガイドブック 付・全国資料ネット総覧』という本が、文学通信という出版社から刊行されました(本体1600円)。
 「何をどう守り伝えていけばいいのか、最新の研究と実践からその方法を紹介する入門書」とあるように、地域の歴史を考えるさまざまな資料について、保存・活用も含めて紹介した部分と、岡山史料ネットを含む全国各地の資料ネットの設立経緯や活動状況などを紹介した2つの部分からなります。

多くの方にご覧いただければということで、版元より全文が無償でダウンロードできます。お近くの方にもご紹介いただければ、さいわいです。
https://bungaku-report.com/pres-network.html

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【目次】

ご挨拶●平川 南
はじめに─地域で資料を保存・継承するには─●天野真志
本書の使い方

第Ⅰ部 歴史文化資料の基礎知識
①地域社会と歴史文化資料
 地域社会と歴史文化●平川 南
 地域と資料保存●天野真志
② 具体例と特徴
 文書(記録資料)●加藤明恵
 民具●川邊咲子
 美術資料●安田容子
 公文書●松岡弘之
 震災資料●吉川圭太
③ 保存・活用方法
 歴史資料保全のためのデジタルデータ●後藤 真
 紙製地域資料を遺す技術–手当てとその考え方–●山口悟史
 地域に埋没する木製文化遺産●岡田 靖
 資料保存の担い手と技術をつなぐ–被災資料救済ワークショップの展開–●天野真志

第Ⅱ部 全国資料ネット総覧
 「資料ネット」活動の広がり●天野真志
 全国史料ネット研究交流集会●川内淳史
 特定非営利活動法人 宮城歴史資料保全ネットワーク(宮城資料ネット)
 山形文化遺産防災ネットワーク(山形ネット)
 ふくしま歴史資料保存ネットワーク(ふくしま史料ネット)
 茨城文化財・歴史資料救済・保全ネットワーク(茨城史料ネット)
 とちぎ歴史資料ネットワーク(とちぎ史料ネット)
 那須資料ネット
 群馬歴史資料継承ネットワーク(ぐんま史料ネット)
 千葉歴史・自然資料救済ネットワーク(千葉資料救済ネット)
 神奈川地域資料保全ネットワーク(神奈川資料ネット)
 NPO法人歴史資料継承機構じゃんぴん
 新潟歴史資料救済ネットワーク(新潟史料ネット)
 地域史料保全有志の会(保全の会)
 信州資料ネット
 東海歴史資料保全ネットワーク(東海資料ネット)
 三重県歴史的・文化的資産保存活用連携ネットワーク(みえ歴史ネット)
 歴史資料ネットワーク(史料ネット〈神戸史料ネット〉)
 歴史資料保全ネット・わかやま
 山陰歴史資料ネットワーク(山陰史料ネット)
 岡山史料ネット
 広島歴史資料ネットワーク(広島史料ネット)
 歴史資料保全ネットワーク・徳島(徳島史料ネット)
 愛媛資料ネット
 高知地域資料保存ネットワーク(高知資料ネット)
 熊本被災史料レスキューネットワーク(熊本史料ネット)
 宮崎歴史資料ネットワーク(宮崎資料ネット)
 鹿児島歴史資料防災ネットワーク(鹿児島資料ネット)
おわりに ●永村 眞

『残す。西日本豪雨災害 私たちは真備に何を残そうとしたのか』のPDF版が無償公開

西日本豪雨災害「残す。」編集チームが実施したクラウドファンディングの成立をうけて、2021年1月に発行された『残す。西日本豪雨災害 私たちは真備に何を残そうとしたのか』のPDF版が、このたび吉備人出版より公開されました。出版社のfbによれば、「制作部数も限られ、私家版のため入手することができません。貴重な報告、資料も掲載されており、より多くの人に届けたいという編著者である編集チームの希望もあり」作成されたとのことです。
多くの方にご覧いただければさいわいです。

吉備人出版 https://www.kibito.co.jp/nokosu/

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高梁市が西日本豪雨の記録誌を発刊

高梁市では、このたび西日本豪雨の際の教訓や記録を風化させず後世に伝え、将来における災害に備えるため、被害状況や災害対応などについてまとめた「高梁市平成30年7月豪雨災害記録誌」を発刊したとのことです。以下のURLからpdfをご覧いただくことができます。販売はしないものの、5月から市内図書館で貸し出しを行うとのことです。

高梁市防災復興推進課 https://www.city.takahashi.lg.jp/soshiki/102/saigaikirokushi.html

岡山史料ネットNewsletter 第5号を刊行しました。

3月にニュースレターの第5号を発行しました。内容は以下のとおりです。どうぞご覧ください。

目次
・「活動報告(2020年9月~2021年2月)」(上村和史)
・政次加奈子「「第7回 全国史料ネット研究交流集会」参加記」
・久野洋「史料紹介 明治26年水害と野﨑家」
・歴史資料保全活動への支援募金のお願い

PDFはこちらです。

また、これまでのバックナンバーこちらよりご覧下さい。
http://okayamasiryonet.s1008.xrea.com/newsletter/

岡山史料ネットNewsletter 第4号を刊行しました

岡山史料ネットNewsletter第4号を刊行しました。 第4号には、夏に開催した総会・活動報告会や被災資料の整理についての活動報告、2019年11月に策定された岡山県文化財保存活用大綱についての論考を収録しています。

・上村和史「活動報告(2020 年2月~ 2020年 8 月)」
・内池英樹「岡山県文化財保存活用大綱について」

次のリンク先よりご覧ください。
http://okayamasiryonet.s1008.xrea.com/newsletter/

岡山県が『平成30年7月豪雨災害記録誌』を刊行しています

岡山県では、2018年7月の西日本豪雨での被害や行政の対応についてまとめた『平成30年7月豪雨災害記録誌』を2020年3月に刊行しました。災害発生から1年半の状況を、6つの章256ページで叙述するものです。県内市町村や図書館に配布したほか、危機管理課のページでPDFが公開されています。どうぞご覧ください。

関連する動画をまとめたポータルサイト「映像で見る平成30年7月豪雨災害」もご覧ください。

目次

第1章 平成30年7月豪雨災害の概要 [PDFファイル/18.01MB]

第2章 被害概要 [PDFファイル/19.13MB]

第3章 応急対応 [PDFファイル/32.35MB]

第4章 復旧・復興 [PDFファイル/31.42MB]

第5章 防災・減災に向けて [PDFファイル/5.44MB]

第6章 インタビュー [PDFファイル/15.56MB]

岡山県危機管理課 https://www.pref.okayama.jp/page/653529.html

武藤家文書目録を公開しました

上村和史・東野将伸「岡山県御津郡金川村武藤家文書目録・史料紹介」(『岡山大学大学院社会文化科学研究科紀要』第49号、2020年3月)にて、武藤家文書目録を公開しました。

武藤家は、岡山県御津郡金川村で醤油醸造業を営んだ家です。
全281点の同家の古文書は、2018年の西日本豪雨により被災しましたが、被災家屋片付けボランティアによってレスキューされ、岡山史料ネットの活動の一環として乾燥処置、ドライクリーニングを施し、目録を作成しました。
本史料群は明治期から戦後にかけてのもので、①軍事郵便、②醤油醸造業関係史料、③教育関係史料に大別することができます。また、岡山県内で大きな被害のあった明治20年代の水害からの復興期である明治30~40年代の記録を含むことも特徴といえます。

上記の目録・史料紹介は、以下のサイト(岡山大学学術成果リポジトリ)からご覧いただけます。
http://ousar.lib.okayama-u.ac.jp/ja/search/item/58151

岡山史料ネット事務局に搬入された武藤家文書

岡山地方史研究150号が刊行されました

岡山地方史研究会の会誌『岡山地方史研究』の第150号が刊行されました。今号には、2019年7月に開催された合評会『「生存」の歴史と復興の現在―3・11の分断をつなぎ直す』に関する山下洋さん、沢山美果子さん、大門正克さんの論考、飯島章仁さんの参加記も収録されています。どうぞご覧ください。

お求め方法などは、岡山地方史研究会事務局(historyokayama[at]gmail.com)までお問い合わせください。

『倉敷の歴史』30号が刊行されました

倉敷市が『倉敷の歴史』30号を発行しました。

今号の特集は、「災害をみつめ直す」として、以下の論考が掲載されています。

特集にあたって
真備町域における江戸時代~明治初年の水害治水史    畑  和良
明治二年東高梁川洪水と地域社会            倉地 克直
明治一三年の高梁川水害について            山下  洋
倉敷市における水損公文書修復処置の取り組みについて  山本 太郎
西日本豪雨被災資料救出保全活動の成果と課題      上村 和史

頒布価格は1冊900円で倉敷市真備支所3階の総務課歴史資料整備室または倉敷市役所本庁4階の総務課にて販売しています。郵送での購入を希望される方は,電話(086-698-8151)・メール(hisedit@city.kurashiki.okayama.jp)で連絡くださいとのことです。

詳しくは、倉敷市からのご案内をご覧ください。

岡山史料ネットNewsletter 第3号を刊行しました

岡山史料ネットNewsletter第3号を刊行しました。 第3号には、2019年夏以降の活動報告、修復・整理活動の参加記、被災仏像レスキューについての論考を収録しています。

・上村和史「活動報告(2019 年 8 月~ 2020年 1 月)」
・宮田克成「西日本豪雨被災資料 修復・整理ボランティアに参加して」
・郡山優樹「 西日本豪雨被災資料修復・整理作業参加記」
・中田利枝子「倉敷市真備町有井 大日堂の仏像レスキューとその後」

次のリンク先よりご覧ください。
http://okayamasiryonet.s1008.xrea.com/newsletter/