総会・活動報告会を開催しました

8月5日(土)午後に岡山県立美術館を会場に、総会・活動報告会を開催しました。
総会では、2022年度の活動内容が報告され、2023年度の活動方針などが確認されました。
総会に続いて開催された活動報告会では、村上裕康さん(岡山空襲展示室)から「地域の歴史を掘り起こす―ひと・まち・たてもの―」と題して、NHKのディレクターとして映像や証言などの地域の歴史に関わる企画に携わるなかで考えられたことや、現在取り組んでいる放送局を始め近代建築の問題などについてお話いただきました。地域でさまざまな活動を行われる方が参加くださり、質疑や意見交換を行いました。参加者は25名でした。

2023年8月5日 活動報告会

岡山県立博物館「ジュニア学芸員講座」「オンライン質問企画」のお知らせ

岡山県立博物館からのお知らせです。以下のように、夏の催し物についての募集が行われています。詳しくは、県立博物館からのご案内をご覧ください。

(1)ジュニア学芸員講座
博物館では、展覧会や文化財の保存・調査研究など、さまざまな活動を行っています。その中心となって仕事を進めていくのが「学芸員」です。この講座では、ジュニア学芸員として博物館の仕事を体験し、本物の文化財を通して岡山の歴史と文化が学べます。

対象:岡山県内の中・高校生 20名
開催日:8月8日から8月10日
募集締切:7月14日
お知らせURL:https://www.pref.okayama.jp/site/kenhaku/860607.html

(2)オンライン質問企画「岡山の歴史について知ろう」
県内の児童・生徒の疑問に当館学芸員がオンラインで答える企画「岡山の歴史について知ろう」を実施します。身近な地域の歴史や文化財についての学習を深める機会なので、ぜひご参加ください。

実施期間:7月29日~8月31日
質問の受付期間:7月3日~8月4日
対象:岡山県内在住の小学校3年生~中学校・高等学校・特別支援学校の児童生徒(先着20名)
お知らせURL:https://www.pref.okayama.jp/site/kenhaku/862151.html

活動報告会「地域の歴史を掘り起こす―ひと・まち・たてもの―」を開催します(8/5・対面)

いつもお世話になっております。
今年度の総会・活動報告会は対面形式で、以下の要領で実施することになりましたので、ご案内いたします。みなさまのご来場をお待ちしております!お近くの方にもご紹介いただけたらありがたいです。

テーマ:「地域の歴史を掘り起こす―ひと・まち・たてもの―」
日時:2023年8月5日(土)14:30~16:30 
 ※会員のみ参加の総会は13:30~

会場:岡山県立美術館・講義室(路面電車東山行き「城下」下車3分)

講 師:村上裕康氏(岡山空襲展示室
コメント:松岡弘之氏(岡山史料ネット)
参加無料、どなたでもご参加いただけます。

趣旨:村上さんはNHKの元ディレクターで「ブラタモリ」や「考えるおかやま」などの教育番組の製作に関わられました。現在は山陽新聞での「おかやまブラアルキ」の連載のほか、市空襲展示室職員として地域のなかで歴史を学び・伝える・考えることを続けておられます。今回は現在関心を持っておられる現存最古の放送局である旧岡山放送局などを切り口に、これまでのご自身の取り組みなどをご紹介いただき、岡山史料ネットで取り組んでいる歴史資料保全活動との接点を考える機会にしたいと思います。

主催・問い合わせ先:岡山史料ネット
共催:岡山県立美術館

第10回おかやま文化フォーラム「歴史の実像を求めて 地域と歴史資料」が活字化されました

昨年10月に県立美術館で開催され、岡山史料ネットについても紹介されたフォーラムの内容が岡山県郷土文化財団『岡山の自然と文化』42号(2023年3月刊)に掲載されています。

 倉地克直「趣旨説明」
 大門正克「聞く歴史と文字史料の往還―東日本大震災後の歴史実践を中心として―」
 今津勝紀「吉備の古代社会を考える―正倉院文書とシミュレーション―」
 今津勝紀「岡山史料ネットについて」
 倉地克直「まとめにかえて―地域と歴史資料―」

このフォーラムのほか、2022年度に開催された郷土文化講座の3つの講演も収録されています。

本誌を含むバックナンバー(pdf)は、1冊会員500円・一般700円(税込)で販売しているとのことです。別途送料が必要となります。

お問い合わせは、岡山県郷土文化財団までお願いいたします。

旧大國家住宅(和気町)一般公開のお知らせ(6/3-4)

和気町からのお知らせです。国の重要文化財に指定されており、現在保存修理工事が進められている旧大國家住宅が以下の要領で一般公開されます。どうぞお運びください。

日時:2023年6月3日(土)・4日(日)
【午前の部】9:00~12:00(受付11:00まで)
【午後の部】13:00~16:00(受付15:00まで)
会場:旧大國家住宅(岡山県和気郡和気町尺所38)
参加費無料、申し込み不要
URL:https://www.town.wake.lg.jp/gyosei/gyoseiOshirase/12857/

「出張!みずしま地域カフェ 高梁川と真備の巻」(5/21・対面)

みずしま財団からのお知らせです。倉敷市水島地域の魅力を考える催し「みずしま地域カフェ」が今回は真備に出張。真備の水害の記憶を伝える活動をしている「語り部ネットワークまび」「まび創成の会」のみなさんと、水害の記憶と水島についてお話しをうかがうとのことです。参加には定員があり、事前に申し込みが必要です。詳しくは、みずしま財団からのお知らせをご覧ください。

日時:2023年5月21日(日)10:30~12:00
定員:10人(先着順)
場所:倉敷市真備公民館川辺分館 〒710-1313 岡山県倉敷市真備町川辺714
申込方法 :次のフォームから申し込みをお願いします→ https://forms.gle/mXWHEPiasR2p4hhA8

ニュースレター第9号を発行しました

2023年3月31日付で、ニュースレター第9号を発行しました。どうぞご覧ください。バックナンバーはこちらからご覧いただけます。
【目次】
活動報告
中島志保(独立行政法人国立文化財機構文化財防災センター)「令和4年度岡山県文化財等救済ネットワーク研修会に参加して」
渡世理彩(岡山大学大学院修士課程)「第9回全国史料ネット研究交流集会in宮崎に参加して」
山下香織「レスキュー史料から(3)」
歴史資料保全活動への支援募金のお願い

セミナー「平成30年7月豪雨災害の経験から学ぶ 在宅避難者の課題と支援者の連携について」のお知らせ(2/14,3/23)

岡山史料ネットも加盟する、災害支援ネットワークおかやま在宅避難者支援部会からのお知らせです。以下のようにこれからの在宅避難者支援と支援団体の連携について平成30年7月豪雨災害時の検証をもとに考え、共有するセミナーが開催されます。ご関心の方のご参加をお待ちしております。

災害支援ネットワークおかやま在宅避難者支援部会 令和5年度人材育成セミナー「平成30年7月豪雨災害の経験から学ぶ 在宅避難者の課題と支援者の連携について」

関連サイト:https://x.gd/aK1ut

近年、新型コロナウイルスの影響もあり、大規模災害の発生時に避難所ではなく自宅で避難生活を送る「在宅避難者」が増えています。自宅に留まる被災者の状況をできるだけ効率よく把握するとともに迅速にニーズに応じた物資や情報を届けるためには支援に携わる組織・機関の連携が不可欠であり、日頃からの備えが重要であることは間違いありません。このセミナーは災害支援ネットワークおかやま在宅避難者支援部会と社会福祉法人岡山県社会福祉協議会の合同企画となっており、平成30年7月豪雨災害にて、主に倉敷市真備町で在宅避難者の支援に携わった方々から教訓とノウハウを学び、岡山県における被災者支援の拡充につなげることを目的としています。

【1】日時
 ・第1回:2023年2月14日(火)13:30~16:30
 ・第2回:2023年3月23日(木)13:30~16:30
【2】場所
 ・第1回:ハッシュタグ岡山 ABC室 または オンライン
 ・第2回:岡山国際交流センター 7階 多目的ホール または オンライン
【3】定員/参加費
 ・30名/無料(第1回・第2回ともに)
【4】対象
 ①岡山県内の市町村にて危機管理や災害援助を担当される皆様
 ②在宅避難者支援に携わる民間の組織・機関に所属する皆様
【5】プログラム
【第1回】2月14日(火)13:30~16:30
 1.災害時における法制度や支援主体を理解する。
 2.災害がもたらす人と地域への影響と被災者支援の主体を理解する。
 3.避難所外避難者(主に在宅避難者)が置かれる状況と主な課題を理解する。
【第2回】3月23日(木)13:30~16:30
 4.避難所開設期の在宅避難における問題の解決のための課題を明らかにする
 5.避難所開設期の在宅避難における問題の解決に向けて課題達成のヒントを得る。
 6.課題達成の方策を検討する
(6)お申し込み・お問い合わせ
以下の①~⑤を「お申し込み・お問い合わせ先」までお知らせください。
 ①お名前
 ②ご所属またはご職業
 ③電話番号
 ④メールアドレス
 ⑤参加方法(会場またはオンライン)
 ■お申し込み先:特定非営利活動法人岡山NPOセンター
 フォーム:https://forms.gle/NFK5YqLWfckBA8Jd8
 TEL:086-224-0995
 E-mail:npokayama@gmail.com
【7】その他
本セミナーは特定非営利活動法人岡山NPOセンターが認定特定非営利活動法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)の休眠預金等活用事業の配分を受けている「岡山県内市町村との連携体制と災害時支援スキームの確立事業」の一環として実施します。

※「災害支援ネットワークおかやま」とは?
災害支援ネットワークおかやまは、「平成30年7月豪雨災害」を契機に民間主導で立ち上げられたネットワークです。2022年度時点で約200の参画組織と評議員(岡山県、岡山市、倉敷市、瀬戸内市)によって構成されており、平時から情報交換、学び合い、しくみの構築等を進めることにより、災害発生時に誰ひとり取り残さない支援を実現することを目指しています。

岡山県立図書館がデジタルアーカイブ学会第4回学会賞を受賞!

岡山県立図書館が昨年11月末にデジタルアーカイブ学会から学会賞を受けられました。おめでとうございます!

受賞理由は下記のとおり、「平成30年7月豪雨災害デジタルアーカイブ」が高く評価されたものです。
当会2021年の活動報告会でも県立図書館の隈元さんに紹介していただいておりました。ニュースレター第6号(pdf)に寄稿いただいておりますので、こちらもご覧ください。

第10回おかやま文化フォーラム完結編「歴史の実像を求めて、地域と歴史資料」(10/29・対面)のお知らせ

岡山県郷土文化財団からのお知らせです。以下の要領シンポジウムを開催するとのことです。参加は無料ですが、10月14日までの申し込みが必要です。当会代表の今津が講演と、史料ネットについてお話しします。

■日時:2022年10月29日(土)13時から16時
■会場:岡山県立美術館2F
■定員:100名
■申し込み方法:郷土文化財団あてに電話・ファックス・メールで住所・氏名等を連絡。締め切りは10月14日。詳細はチラシ(PDF)をご覧下さい。

■プログラム
・倉地克直(岡山大学)「趣旨説明」
・大門正克(早稲田大学)「聞く歴史と文字史料の往還―東日本大震災後の歴史実践を中心として― 」
・今津勝紀(岡山大学)「吉備の古代社会を考える-正倉院文書とシミュレーション- 」
・今津勝紀「史料ネットについて」
・倉地克直「完結編まとめ」