ニュースレター12号を発行しました

9月30日付でニュースレター12号を発行しました。8月の活動報告会のようすなどをお知らせしています。内容は以下のとおりです。どうぞご覧ください。バックナンバーはこちらからご覧いただけます。

【目次】
・活動報告(2024年3月~2024年8月)
・2024年度活動報告会特集「「思い出の写真」を残す―真備から能登へ―」
 ・福井圭一・森田靖(真備写真洗浄あらいぐま@岡山)
 ・友次勇登「参加記」
・「富岡家の屏風下張り文書を返却しました」

ニュースレター第10号を発行しました

しばらく更新が滞ってしまい、申し訳ありませんでした。
さて、会では9月末にニュースレター第10号を発行いたしました。8月に開催した活動報告会の様子をお知らせしています。どうぞご覧ください。

活動報告(2023年3月~2023年8月)
2023年活動報告会特集
 村上裕康(元NHKディレクター)「地域の歴史と向き合い続けて」
 松岡弘之(岡山史料ネット)「コメント」
 内山和有(岡山大学MC)「参加記」「歴史との様々な関わり方~元ディレクター・村上裕康さんのお話しを聞いて~」
活動拠点の移転について

バックナンバーはこちらからご覧いただけます。

広文協通信42・43号に岡山史料ネットに関する講演記録が掲載されました

広文協(広島県市町公文書等保存活用連絡協議会)が発行する『広文協通信』42・43合併号に、定兼学「アーカイブズを取り巻く情勢~岡山の場合、3つの危機から考える~」が掲載されています。2022年5月27日に開催された総会における定兼さんの講演記録で、岡山史料ネットの活動にも言及があります。以下からダウンロードできます。どうぞご覧ください。

https://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki_file/monjokan/hirobunkyo/kaihou42-43.pdf

第10回おかやま文化フォーラム「歴史の実像を求めて 地域と歴史資料」が活字化されました

昨年10月に県立美術館で開催され、岡山史料ネットについても紹介されたフォーラムの内容が岡山県郷土文化財団『岡山の自然と文化』42号(2023年3月刊)に掲載されています。

 倉地克直「趣旨説明」
 大門正克「聞く歴史と文字史料の往還―東日本大震災後の歴史実践を中心として―」
 今津勝紀「吉備の古代社会を考える―正倉院文書とシミュレーション―」
 今津勝紀「岡山史料ネットについて」
 倉地克直「まとめにかえて―地域と歴史資料―」

このフォーラムのほか、2022年度に開催された郷土文化講座の3つの講演も収録されています。

本誌を含むバックナンバー(pdf)は、1冊会員500円・一般700円(税込)で販売しているとのことです。別途送料が必要となります。

お問い合わせは、岡山県郷土文化財団までお願いいたします。

ニュースレター第8号を発行しました

9月末日にニュースレター第8号を発行しました。今号は内容は以下のとおりで、8月に開催した活動報告会の登壇者のみなさんに寄稿いただくなどしました。pdfはこちらです。どうぞご覧ください。

-活動報告(2022年3月~2022年8月)
-2022年度活動報告会特集
・福田雄(ノートルダム清心女子大学)「『社会調査実習』報告書が目指したもの」
・藤本瑠奈(ノートルダム清心女子大学文学部現代社会学科)「岡山史料ネット活動報告会参加記」
・川田一馬(総社市下原地区自主防災組織副本部長)「岡山資料ネット2022年度活動報告会に参加して」
・松岡弘之(岡山史料ネット)「『学生と考える西日本豪雨』によせて」
-髙野かずみ(岡山大学大学院)「学術野営2022in吹屋の参加録」
-歴史資料保全活動への支援募金のお願い

倉敷市歴史資料整備室が『真備の公文書を修復した2年間の足跡―水損公文書修復処置報告書』を公開!

倉敷市歴史資料整備室では、このたび西日本豪雨の発生後2年間にわたって取り組んできた、水損公文書の・保存修復処置に関する報告書を作成しウェブサイトで公開したとのことです。みなさま、どうぞご覧下さい。

【以下、サイトの案内文を転載】
倉敷市総務課歴史資料整備室では、平成30年7月豪雨で水没・汚損した公文書(水損公文書)について、多くの機関・個人の御協力を得ながら、令和2年度まで約2年間をかけて修復処置を実施しました。水損公文書の保全・修復に取り組んだ2年間の記録を『真備の公文書を修復した2年間の足跡―水損公文書修復処置報告書ー』としてまとめ、歴史資料整備室ホームページの「刊行物紹介」コーナーにてPDFデータを公開しました。類似の課題を抱える方々の御参考になれば幸いです。

『真備の公文書を修復した2年間の足跡―水損公文書修復処置報告書―』(PDF)

【掲載内容】(目次)

はじめに
第1章 平成30年7 月豪雨災害
第2章 倉敷市真備支所公文書の被災
第3章 水損公文書の修復処置
第4章 御協力いただいた主な機関
第5章 活動の成果
第6章 水損公文書修復処置経緯
第7章 修復処置に参加した人数と処置文書の量
第8章 課題
第9章 総務課歴史資料整備室職員の体験記
写真集

『地域歴史文化継承ガイドブック 付・全国資料ネット総覧』が刊行されました!

2月19日・20日の第8回全国史料ネット研究交流集会は、急遽オンライン開催となりましたが、盛況のうちに終了しました。ご参加いただいたみなさま、どうもありがとうございました。岡山史料ネットでは2021年度の活動内容を紹介するポスター発表を行いました(ポスター会場はこちらです)。次号ニュースレターに参加記を掲載する予定です。

さて、集会でも告知がありましたが、このたび国立歴史民俗博物館が監修した『地域歴史文化継承ガイドブック 付・全国資料ネット総覧』という本が、文学通信という出版社から刊行されました(本体1600円)。
 「何をどう守り伝えていけばいいのか、最新の研究と実践からその方法を紹介する入門書」とあるように、地域の歴史を考えるさまざまな資料について、保存・活用も含めて紹介した部分と、岡山史料ネットを含む全国各地の資料ネットの設立経緯や活動状況などを紹介した2つの部分からなります。

多くの方にご覧いただければということで、版元より全文が無償でダウンロードできます。お近くの方にもご紹介いただければ、さいわいです。
https://bungaku-report.com/pres-network.html

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【目次】

ご挨拶●平川 南
はじめに─地域で資料を保存・継承するには─●天野真志
本書の使い方

第Ⅰ部 歴史文化資料の基礎知識
①地域社会と歴史文化資料
 地域社会と歴史文化●平川 南
 地域と資料保存●天野真志
② 具体例と特徴
 文書(記録資料)●加藤明恵
 民具●川邊咲子
 美術資料●安田容子
 公文書●松岡弘之
 震災資料●吉川圭太
③ 保存・活用方法
 歴史資料保全のためのデジタルデータ●後藤 真
 紙製地域資料を遺す技術–手当てとその考え方–●山口悟史
 地域に埋没する木製文化遺産●岡田 靖
 資料保存の担い手と技術をつなぐ–被災資料救済ワークショップの展開–●天野真志

第Ⅱ部 全国資料ネット総覧
 「資料ネット」活動の広がり●天野真志
 全国史料ネット研究交流集会●川内淳史
 特定非営利活動法人 宮城歴史資料保全ネットワーク(宮城資料ネット)
 山形文化遺産防災ネットワーク(山形ネット)
 ふくしま歴史資料保存ネットワーク(ふくしま史料ネット)
 茨城文化財・歴史資料救済・保全ネットワーク(茨城史料ネット)
 とちぎ歴史資料ネットワーク(とちぎ史料ネット)
 那須資料ネット
 群馬歴史資料継承ネットワーク(ぐんま史料ネット)
 千葉歴史・自然資料救済ネットワーク(千葉資料救済ネット)
 神奈川地域資料保全ネットワーク(神奈川資料ネット)
 NPO法人歴史資料継承機構じゃんぴん
 新潟歴史資料救済ネットワーク(新潟史料ネット)
 地域史料保全有志の会(保全の会)
 信州資料ネット
 東海歴史資料保全ネットワーク(東海資料ネット)
 三重県歴史的・文化的資産保存活用連携ネットワーク(みえ歴史ネット)
 歴史資料ネットワーク(史料ネット〈神戸史料ネット〉)
 歴史資料保全ネット・わかやま
 山陰歴史資料ネットワーク(山陰史料ネット)
 岡山史料ネット
 広島歴史資料ネットワーク(広島史料ネット)
 歴史資料保全ネットワーク・徳島(徳島史料ネット)
 愛媛資料ネット
 高知地域資料保存ネットワーク(高知資料ネット)
 熊本被災史料レスキューネットワーク(熊本史料ネット)
 宮崎歴史資料ネットワーク(宮崎資料ネット)
 鹿児島歴史資料防災ネットワーク(鹿児島資料ネット)
おわりに ●永村 眞

『残す。西日本豪雨災害 私たちは真備に何を残そうとしたのか』のPDF版が無償公開

西日本豪雨災害「残す。」編集チームが実施したクラウドファンディングの成立をうけて、2021年1月に発行された『残す。西日本豪雨災害 私たちは真備に何を残そうとしたのか』のPDF版が、このたび吉備人出版より公開されました。出版社のfbによれば、「制作部数も限られ、私家版のため入手することができません。貴重な報告、資料も掲載されており、より多くの人に届けたいという編著者である編集チームの希望もあり」作成されたとのことです。
多くの方にご覧いただければさいわいです。

吉備人出版 https://www.kibito.co.jp/nokosu/

高梁市が西日本豪雨の記録誌を発刊

高梁市では、このたび西日本豪雨の際の教訓や記録を風化させず後世に伝え、将来における災害に備えるため、被害状況や災害対応などについてまとめた「高梁市平成30年7月豪雨災害記録誌」を発刊したとのことです。以下のURLからpdfをご覧いただくことができます。販売はしないものの、5月から市内図書館で貸し出しを行うとのことです。

高梁市防災復興推進課 https://www.city.takahashi.lg.jp/soshiki/102/saigaikirokushi.html

岡山史料ネットNewsletter 第5号を刊行しました。

3月にニュースレターの第5号を発行しました。内容は以下のとおりです。どうぞご覧ください。

目次
・「活動報告(2020年9月~2021年2月)」(上村和史)
・政次加奈子「「第7回 全国史料ネット研究交流集会」参加記」
・久野洋「史料紹介 明治26年水害と野﨑家」
・歴史資料保全活動への支援募金のお願い

PDFはこちらです。

また、これまでのバックナンバーこちらよりご覧下さい。
http://okayamasiryonet.s1008.xrea.com/newsletter/