県内自治体のリンク集を作成しました

みなさまご存じのように、梅雨前線の影響により九州をはじめとする各地で甚大な被害が発生しております。被害にあわれたみなさまに心よりお見舞い申し上げます。すでに熊本ネットなどでは史料保全の呼びかけを行われました。岡山からもできることを考えたいと思っています。

さて、このほど、当会の活動に関する県内自治体などへのリンク集を作成しました。

岡山県および県内各自治体の危機管理担当・文化財担当・公文書管理担当・文書館(機能)と文書規程、および県文化財保存活用大綱に関して推進体制と位置づけられた組織などからなります。お住まいの地域の情報など、なにかのご参考になればさいわいです。

山陽新聞が特集サイト「西日本豪雨から2年」を開設

山陽新聞社(岡山市)では、このたび「西日本豪雨から2年」というサイトを開設しました。まもなく西日本豪雨から2年を迎えようとしていますが、このサイトでは、新聞記事に使用された言葉をプログラム解析した動画や、倉敷市真備町地区をカメラで追った写真館、ドキュメントが収録されているとのことです。URLは以下のとおりです。どうぞご覧ください。

https://c.sanyonews.jp/gou2/

武藤家文書目録を公開しました

上村和史・東野将伸「岡山県御津郡金川村武藤家文書目録・史料紹介」(『岡山大学大学院社会文化科学研究科紀要』第49号、2020年3月)にて、武藤家文書目録を公開しました。

武藤家は、岡山県御津郡金川村で醤油醸造業を営んだ家です。
全281点の同家の古文書は、2018年の西日本豪雨により被災しましたが、被災家屋片付けボランティアによってレスキューされ、岡山史料ネットの活動の一環として乾燥処置、ドライクリーニングを施し、目録を作成しました。
本史料群は明治期から戦後にかけてのもので、①軍事郵便、②醤油醸造業関係史料、③教育関係史料に大別することができます。また、岡山県内で大きな被害のあった明治20年代の水害からの復興期である明治30~40年代の記録を含むことも特徴といえます。

上記の目録・史料紹介は、以下のサイト(岡山大学学術成果リポジトリ)からご覧いただけます。
http://ousar.lib.okayama-u.ac.jp/ja/search/item/58151

岡山史料ネット事務局に搬入された武藤家文書

2019年度岡山史料ネット総会・活動報告会「西日本豪雨と被災資料の救出保全」を開催します(7/28)

7月28日に2019年度の総会・活動報告会を開催します。13時30分からの総会は、会員・サポート会員のみを対象としていますが、14時30分からの活動報告会は、どなたでもご参加いただけます。多くの方のご参加をお待ちしております。

・日時:2019年7月28日(日)13:30~16:45 
・会場:岡山県立美術館 講義室 (岡山市北区天神町8-48)
・資料代:無料
・定員:70名

・総会(13:30~)*会員・サポート会員のみ対象
・活動報告会(14:30~16:45)
上村和史 「岡山での被災資料の救出保全 ~地域の記憶を未来に伝える~」
小松原貢 「水没家屋からのレコードレスキュー ~ 新しい「文化財」レスキューの課題~」
中田利枝子「真備町有井大日庵の仏像レスキュー  この一年の経過 」

終了後、17時から会場近くで懇親会を行います。懇親会へは事前申し込みが必要です 。下記 ページより、7月21日(日)までにお申し込みください。
〈 申し込みページ 〉 https:// kokucheese.com/event/index/571186