岡山市立中央図書館からのお知らせです。以下の要領で、国富家文書に関する企画展が開催されています。どうぞご覧ください。
会期:7月21日(金曜日)から8月30日(水曜日)まで
会場:岡山市立中央図書館(岡山市北区二日市町56) 2階視聴覚ホール前 展示コーナー
URL:https://www.city.okayama.jp/0000051316.html
江戸時代の岡山城下町の市政の記録、国富家文書は、昭和20年6月29日の岡山空襲に際し、市内中心部の国富家本邸にありましたが、堅牢な土蔵の中で奇跡的に焼失を免れました。
岡山市ウェブサイトより https://www.city.okayama.jp/0000051316.html
文書は、当主の国富友次郎(教育者で、戦時中に岡山市長を務めた)が岡山市への寄附を希望。戦時下でしたが、渡辺知水たちが搬出して分類・整理し、昭和20年9月9日に寄附の手続きが取られました。このことは、戦災で全焼した岡山市立図書館の戦後の再出発につながっていきました。 そこで関連資料を展示して、国富家文書の図書館への収蔵経緯を紹介します。資料からは、国富友次郎と渡辺知水の信頼しあう関係と、知水が資料保存へ注いだ熱意が浮かび上がってきます。