フォーラム「東日本大震災・原発事故の記録・記憶を伝える」(オンライン・11/29)

ふくしま史料ネットからのお知らせです。まもなく東日本大震災・福島第一原発事故から10年を迎えようとしています。地域の歴史や震災・原発事故の記録・記憶を残し、伝え、活かそうとする取り組みが、アーカイブ施設というかたちで結実しつつあるとのことです。関係のみなさまが報告されるフォーラムがオンラインで開催されます。

日時:2020年11月29日(日)13:00~17:00

報告1  門馬健(福島県富岡町役場)「富岡をアーカイブする事業~これまでとこれからと~」
報告2  喜浦遊(福島県大熊町役場)「伝える責任-立地/被災自治体職員の立場から」
報告3  瀬戸真之(東日本大震災・原子力災害伝承館)「東日本大震災・原子力災害伝承館とその資料収集・保全活動」
報告4  阿部浩一(福島大学)「東日本大震災から令和元年東日本台風へ-福島における資料保全活動の10 年-」
コメント 白井哲哉(筑波大学)「福島から発信する災害アーカイブ施設の使命と機能」

主催:科学研究費助成事業特別推進研究「地域歴史資料学を基軸とした災害列島における地域存続のための地域歴史資料学の創成」(研究代表者:奥村弘)研究グループ
共催:ふくしま歴史資料保存ネットワーク

以下より、お申し込み下さい。締切11月25日(水) https://forms.gle/A8FiMibev77nEXwx6

URL:https://rhcr.info/20201129fukushima/

岡山シティミュージアム企画展 池田家文庫絵図展「岡山・大坂と海の道」のお知らせ

岡山シティミュージアム(岡山市)では、以下の要領で、池田家文庫絵図展を開催するとのことです。

池田家文庫は、江戸時代の備前岡山藩の藩政資料を中心とした約10万点にものぼるコレクションです。現在は岡山大学附属図書館が保管しています。平成17年3月には岡山市と岡山大学の間で文化事業協力協定を結び、以後池田家文庫の特徴の一つでもある「絵図」を中心とした展覧会を毎年開催しています。今回は「岡山・大坂と海の道」をテーマに展示します。また、テーマにあわせて林原美術館から池田光政が船内で使用した「御船屏風」などの関連資料が出品されます。

岡山シティミュージアムより

開催場所:岡山シティミュージアム 5階 展示室

会期:2020年10月31日(土曜日)から11月15日(日曜日)

開館時間:午前10時から午後6時(入館は午後5時30分まで)

休館日:11月2日(月曜日)、11月9日(月曜日)

入場料:無料

主催:岡山大学附属図書館、岡山シティミュージアム

共催:一般財団法人林原美術館

後援:岡山県教育委員会・岡山市教育委員会

URL:https://www.city.okayama.jp/okayama-city-museum/0000024726.html

第8回「災害文化と地域社会形成史」研究会のお知らせ(11/23・オンライン)

岡山大学文明動態学研究センターからのお知らせです。以下の要領で、第8回「災害文化と地域社会形成史」研究会が開催されます。Zoomを利用したオンライン開催です。参加は無料ですが、11月19日(木)までにメールで同センターの林佳代子< kahayashi[at]okayama-u.ac.jp>までお申し込み下さい。研究会直前にミーティングIDとパスワードを折り返しお知らせいたします。

日時:2020年11月23日(月・祝)13:30~16:00 Zoomを利用したオンライン開催
報 告
①天野真志(国立歴史民俗博物館)
「 出羽国佐竹家の由緒をめぐる政治と歴史意識」
②胡 光(愛媛大学)
「 高松松平家の家産経営と地域社会」

主催:岡山大学社会文化科学研究科文明動態学研究センター
特別推進研究(R1~R5)「地域歴史資料学を機軸とした災害列島における地域存続のための地域歴史文化の創成」
(代表 神戸大学教授 奥村 弘)「C 班 災害文化を内包した地域社会形成史領域」

岡山史料ネットNewsletter 第4号を刊行しました

岡山史料ネットNewsletter第4号を刊行しました。 第4号には、夏に開催した総会・活動報告会や被災資料の整理についての活動報告、2019年11月に策定された岡山県文化財保存活用大綱についての論考を収録しています。

・上村和史「活動報告(2020 年2月~ 2020年 8 月)」
・内池英樹「岡山県文化財保存活用大綱について」

次のリンク先よりご覧ください。
http://okayamasiryonet.s1008.xrea.com/newsletter/

第7回「災害文化と地域社会形成史」研究会のお知らせ(9/19・オンライン)

岡山大学文明動態学研究センターからのお知らせです。以下の要領で、第7回「災害文化と地域社会形成史」研究会が開催されます。Zoomを利用したオンライン開催です。参加は無料ですが、9月14日(月)までにメールで同センターの林佳代子< kahayashi[at]okayama-u.ac.jp>までおお申し込み下さい。研究会直前にミーティングIDとパスワードを折り返しお知らせいたします。

日時:2020年9月19日(土)13:30~17:00 Zoomを利用したオンライン開催

趣旨説明:三村昌司(防衛大学校)

報告1: 板垣貴志(島根大学)「過疎地域における歴史資料保存と日本近現代史研究の課題―矢田貝家調査プロジェクト(鳥取県西伯郡伯耆町)の実践から―」

報告2:小島庸平(東京大学)「近代日本における地主小作関係とリスク分担構造の歴史的変容―長野県と鳥取県の地主文書の検討を通して―」

主催:岡山大学社会文化科学研究科文明動態学研究センター
特別推進研究(R1~R5)「地域歴史資料学を機軸とした災害列島における地域存続のための地域歴史文化の創成」
(代表 神戸大学教授 奥村 弘)「C 班 災害文化を内包した地域社会形成史領域」

岡本泰典「人吉城歴史館の植物標本レスキューについて」をアップします

7月の豪雨により人吉城歴史館(熊本県人吉市)が所蔵する収蔵品も浸水被害を受け、そのうち植物標本については全国の自然史系博物館が協力してレスキューに取り組んでいます。倉敷市立自然史博物館(倉敷市)でも約300点の修復が行われているとのことです。このたび岡本泰展さんが倉敷の活動に参加され、事務局にレポートを寄せてくださいましたのでアップします(PDF)。どうぞご覧ください。岡本さん、どうもありがとうございました。

「思い出の品」展示会のご案内(8/28-30、要予約)

昨日オンラインで開催しました総会・活動報告会には、28名の方がご参加くださいました。ご報告いただきましたみなさま、ご参加いただきましたみなさまに改めてお礼申しあげます。

さて、倉敷市・総社市では、以下の要領で平成30年7月豪雨災害で発生した災害廃棄物の処理過程(二次仮置場)で回収した写真などの「思い出の品」の展示会を開催します。

この催しは、「思い出の品」を返却を希望する方にお返しできるよう企画されたもので、災害発生時に倉敷市と総社市にお住まいだった方を対象としたものです。入場には事前に予約が必要となります。詳しくは、倉敷市災害廃棄物対策室からのご案内をご覧ください。現在の被災地における取り組みとして、ご紹介いたしました。

  • 日時 2020年8月28日(金)~30日(日) 9時30分~16時00分(3日間共通)
  • 場 所 真備保健福祉会館3階(倉敷市真備支所の隣です。)

チラシ(倉敷市災害廃棄物対策室) https://www.city.kurashiki.okayama.jp/secure/133722/omoidenosinatennzi.pdf

被災歴史資料レスキュー活動への支援体制について

 令和2年7月豪雨により被災した歴史資料の情報収集・レスキュー活動のために、全国の関係組織・機関のみなさまが尽力されていることと存じます。みなさまの取り組みに敬意を表します。
 本会ではそのような機関・組織に対し作業用物資提供の用意がございます。物資の提供を希望される場合は、以下のご案内をご覧の上、岡山史料ネットまでご連絡ください。
支援体制2020.7令和2年7月豪雨(pdf)

岡山シティミュージアム企画展「災害の記録」のお知らせ(-8/30)

岡山シティミュージアム(岡山市)では、現在、企画展「岡山市立中央図書館所蔵 災害の記録」が開催中です。「岡山市域で過去にあった災害の記録をまとめて展示し、被害の状況と、災害を乗り越えるために人々が行った努力を、資料の読み解きを通じて考えます。」とのことです。会期は、8月30日までですが、8月1日から6日までは開催場所を移動するためご覧いただくことができません。詳しくは、以下のURLをご覧下ください。

岡山シティミュージアム https://www.city.okayama.jp/okayama-city-museum/0000023376.html

クラウドファンディング「西日本豪雨災害から『大切なもの』を残す取り組みを伝えたい!」のお知らせ(8/21まで)

8月2日に開催する2020年度の活動報告会で話題提供いただく斎藤裕子さん(絵画修復工房YeY)は、西日本豪雨の際、絵画修復の技術をいかして絵・写真・母子手帳などさまざまな思い出の品を修復する活動に取り組まれました(日本経済新聞2018年12月4日付)。現在『西日本豪雨災害「大切なもの」無償応急処置出来る事を出来るだけチーム』代表として、『「残す。」-西日本豪雨災害 私たちは真備に何を残そうとしたのか?-』という本を来年1月に発行し国内の図書館へ寄贈するためのクラウドファンディングに取り組んでおられます。プロジェクトの概要は以下のURLをご覧ください。

https://readyfor.jp/projects/taisetsunamono2020

この2年間、岡山には、民・官チームは違えども、真備町に災害を超えて被災者様・地域の「大切なもの」を残そうと奮闘する様々な取り組みがありました。
「残す。」 私たちは真備に何を残そうとしたのか?
「つなぐ。」 残す活動の後方にあった支援、被災地域の人と人をつなぐ活動
「伝える。」 西日本豪雨災害の教訓をどう未来に伝えていくのか?
この3つをテーマに、被災者様・地域にとって「大切なもの」を残そうと活動した団体・ボランティアチームの活動を記録する1冊の本を制作します。

プロジェクト概要のページより。

本には、岡山史料ネットを含む活動に関わった多くの方が寄稿されていますので、こちらの募集についてもご覧いただけましたらさいわいです。

引きつづき報告会へのご参加もお待ちしております。