国文学研究資料館がアーカイブズに関する研修会開催費用のクラウドファンディングを開始します(締切8/7)

国文学研究資料館では例年アーカイブズ・カレッジという史料管理学に関する研修会を実施しており、プログラムには史料修復に関する研修も含まれています。ところが、緊縮財政による事業の見直しにより、これまで地方で開催されてきた短期コースが今年度から外部資金が獲得できた場合のみ地方で開催されるとのことになったとのことです。

短期コースが東京以外で開催されることは、地元周辺のアーカイブズに関する理解を深めるとともに、地域での担い手の育成に大きな意味を持つものです。このため、国文学研究資料館ではクラウド・ファンディングにより開催資金を募ることとなりました。期間は6月1日から8月7日までの67日間で、目標金額は3,000,000円です。「All or Nothing 寄付型」のクラウド・ファンディングとなります。

詳しくは、以下のURLをご参照ください。現在は表紙のみですが、6月1日午前9時にすべてのページが閲覧できるようになるとのことです。 

https://readyfor.jp/projects/kokubunken

岡山県が『平成30年7月豪雨災害記録誌』を刊行しています

岡山県では、2018年7月の西日本豪雨での被害や行政の対応についてまとめた『平成30年7月豪雨災害記録誌』を2020年3月に刊行しました。災害発生から1年半の状況を、6つの章256ページで叙述するものです。県内市町村や図書館に配布したほか、危機管理課のページでPDFが公開されています。どうぞご覧ください。

関連する動画をまとめたポータルサイト「映像で見る平成30年7月豪雨災害」もご覧ください。

目次

第1章 平成30年7月豪雨災害の概要 [PDFファイル/18.01MB]

第2章 被害概要 [PDFファイル/19.13MB]

第3章 応急対応 [PDFファイル/32.35MB]

第4章 復旧・復興 [PDFファイル/31.42MB]

第5章 防災・減災に向けて [PDFファイル/5.44MB]

第6章 インタビュー [PDFファイル/15.56MB]

岡山県危機管理課 https://www.pref.okayama.jp/page/653529.html

武藤家文書目録を公開しました

上村和史・東野将伸「岡山県御津郡金川村武藤家文書目録・史料紹介」(『岡山大学大学院社会文化科学研究科紀要』第49号、2020年3月)にて、武藤家文書目録を公開しました。

武藤家は、岡山県御津郡金川村で醤油醸造業を営んだ家です。
全281点の同家の古文書は、2018年の西日本豪雨により被災しましたが、被災家屋片付けボランティアによってレスキューされ、岡山史料ネットの活動の一環として乾燥処置、ドライクリーニングを施し、目録を作成しました。
本史料群は明治期から戦後にかけてのもので、①軍事郵便、②醤油醸造業関係史料、③教育関係史料に大別することができます。また、岡山県内で大きな被害のあった明治20年代の水害からの復興期である明治30~40年代の記録を含むことも特徴といえます。

上記の目録・史料紹介は、以下のサイト(岡山大学学術成果リポジトリ)からご覧いただけます。
http://ousar.lib.okayama-u.ac.jp/ja/search/item/58151

岡山史料ネット事務局に搬入された武藤家文書

『倉敷の歴史』30号が刊行されました

倉敷市が『倉敷の歴史』30号を発行しました。

今号の特集は、「災害をみつめ直す」として、以下の論考が掲載されています。

特集にあたって
真備町域における江戸時代~明治初年の水害治水史    畑  和良
明治二年東高梁川洪水と地域社会            倉地 克直
明治一三年の高梁川水害について            山下  洋
倉敷市における水損公文書修復処置の取り組みについて  山本 太郎
西日本豪雨被災資料救出保全活動の成果と課題      上村 和史

頒布価格は1冊900円で倉敷市真備支所3階の総務課歴史資料整備室または倉敷市役所本庁4階の総務課にて販売しています。郵送での購入を希望される方は,電話(086-698-8151)・メール(hisedit@city.kurashiki.okayama.jp)で連絡くださいとのことです。

詳しくは、倉敷市からのご案内をご覧ください。

岡山史料ネットNewsletter 第3号を刊行しました

岡山史料ネットNewsletter第3号を刊行しました。 第3号には、2019年夏以降の活動報告、修復・整理活動の参加記、被災仏像レスキューについての論考を収録しています。

・上村和史「活動報告(2019 年 8 月~ 2020年 1 月)」
・宮田克成「西日本豪雨被災資料 修復・整理ボランティアに参加して」
・郡山優樹「 西日本豪雨被災資料修復・整理作業参加記」
・中田利枝子「倉敷市真備町有井 大日堂の仏像レスキューとその後」

次のリンク先よりご覧ください。
http://okayamasiryonet.s1008.xrea.com/newsletter/

【中止】修復・整理ボランティア募集(2020年3月)

現在、2018年7月、8月に倉敷市真備町でレスキューした被災資料の修復・整理作 業を岡山大学で行っています。3月の作業日は23日(月)です。
 参加を希望される場合は、下記の連絡先までお申込みください。みなさまのご参加をお待ちしております。
ボランティア募集2020.3(pdf)
【2月21日追記】多くのお申込みがあり定員に達したため、参加申込を締め切りました
【3月5日追記】 新型コロナウイルスの影響を受けて、中止することといたしました。 今後の作業につきましては、後日ご案内いたします。

岡山史料ネットNewsletter 第2号を刊行しました

岡山史料ネットNewsletter第2号を刊行しました。 2019年前半の活動報告、史料紹介、今年夏に開催した活動報告会の参加記など盛りだくさんの内容です。

・上村和史「活動報告(2019 年 1 月~ 2019 年 7 月)」
・東野将伸「レスキュー史料から」
・宇野淳子「2019 年度岡山史料ネット活動報告会に参加して 」
・政次加奈子「2019 年度岡山史料ネット活動報告会「西日本豪雨と被災資料の救出保全」参加記」
・お知らせ

次のリンク先よりご覧ください。
http://okayamasiryonet.s1008.xrea.com/newsletter/

修復・整理ボランティア募集(2020年1月)

現在、2018年7月、8月に倉敷市真備町でレスキューした被災資料の修復・整理作 業を岡山大学で行っています。1月の作業日は20日(月)です。
 参加を希望される場合は、下記の連絡先までお申込みください。みなさまのご参加をお待ちしております。
ボランティア募集2020.1(pdf)
【1月8日追記】多くのお申込みがあり定員に達したため、参加申込を締め切りました

*2020年2月は、事務局の都合により、修復・整理作業は行いません。

修復・整理ボランティア募集(2019年11月)

 現在、2018年7月、8月に倉敷市真備町でレスキューした被災資料の修復・整理作業を岡山大学で行っています。11月の作業日は18日(月)です。
 参加を希望される場合は、下記の連絡先までお申込みください。みなさまのご参加をお待ちしております。
ボランティア募集2019.11(PDF)