8月5日(土)午後に岡山県立美術館を会場に、総会・活動報告会を開催しました。
総会では、2022年度の活動内容が報告され、2023年度の活動方針などが確認されました。
総会に続いて開催された活動報告会では、村上裕康さん(岡山空襲展示室)から「地域の歴史を掘り起こす―ひと・まち・たてもの―」と題して、NHKのディレクターとして映像や証言などの地域の歴史に関わる企画に携わるなかで考えられたことや、現在取り組んでいる放送局を始め近代建築の問題などについてお話いただきました。地域でさまざまな活動を行われる方が参加くださり、質疑や意見交換を行いました。参加者は25名でした。
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活動報告会「地域の歴史を掘り起こす―ひと・まち・たてもの―」を開催します(8/5・対面)
いつもお世話になっております。
今年度の総会・活動報告会は対面形式で、以下の要領で実施することになりましたので、ご案内いたします。みなさまのご来場をお待ちしております!お近くの方にもご紹介いただけたらありがたいです。
テーマ:「地域の歴史を掘り起こす―ひと・まち・たてもの―」
日時:2023年8月5日(土)14:30~16:30
※会員のみ参加の総会は13:30~
会場:岡山県立美術館・講義室(路面電車東山行き「城下」下車3分)
講 師:村上裕康氏(岡山空襲展示室)
コメント:松岡弘之氏(岡山史料ネット)
参加無料、どなたでもご参加いただけます。
趣旨:村上さんはNHKの元ディレクターで「ブラタモリ」や「考えるおかやま」などの教育番組の製作に関わられました。現在は山陽新聞での「おかやまブラアルキ」の連載のほか、市空襲展示室職員として地域のなかで歴史を学び・伝える・考えることを続けておられます。今回は現在関心を持っておられる現存最古の放送局である旧岡山放送局などを切り口に、これまでのご自身の取り組みなどをご紹介いただき、岡山史料ネットで取り組んでいる歴史資料保全活動との接点を考える機会にしたいと思います。
主催・問い合わせ先:岡山史料ネット
共催:岡山県立美術館
第10回おかやま文化フォーラム「歴史の実像を求めて 地域と歴史資料」が活字化されました
昨年10月に県立美術館で開催され、岡山史料ネットについても紹介されたフォーラムの内容が岡山県郷土文化財団『岡山の自然と文化』42号(2023年3月刊)に掲載されています。
倉地克直「趣旨説明」
大門正克「聞く歴史と文字史料の往還―東日本大震災後の歴史実践を中心として―」
今津勝紀「吉備の古代社会を考える―正倉院文書とシミュレーション―」
今津勝紀「岡山史料ネットについて」
倉地克直「まとめにかえて―地域と歴史資料―」
このフォーラムのほか、2022年度に開催された郷土文化講座の3つの講演も収録されています。
本誌を含むバックナンバー(pdf)は、1冊会員500円・一般700円(税込)で販売しているとのことです。別途送料が必要となります。
お問い合わせは、岡山県郷土文化財団までお願いいたします。
第10回おかやま文化フォーラム完結編「歴史の実像を求めて、地域と歴史資料」(10/29・対面)のお知らせ
岡山県郷土文化財団からのお知らせです。以下の要領シンポジウムを開催するとのことです。参加は無料ですが、10月14日までの申し込みが必要です。当会代表の今津が講演と、史料ネットについてお話しします。
■日時:2022年10月29日(土)13時から16時
■会場:岡山県立美術館2F
■定員:100名
■申し込み方法:郷土文化財団あてに電話・ファックス・メールで住所・氏名等を連絡。締め切りは10月14日。詳細はチラシ(PDF)をご覧下さい。
■プログラム
・倉地克直(岡山大学)「趣旨説明」
・大門正克(早稲田大学)「聞く歴史と文字史料の往還―東日本大震災後の歴史実践を中心として― 」
・今津勝紀(岡山大学)「吉備の古代社会を考える-正倉院文書とシミュレーション- 」
・今津勝紀「史料ネットについて」
・倉地克直「完結編まとめ」
第10回おかやま文化フォーラム「歴史の実像を求めて 地域と歴史資料」のお知らせ(6/13→延期となりました)
【重要なお知らせ】(5月14日付)以下の催しは、来年に延期となるとのお知らせがありました。開催時期が分かりましたら、こちらでもご案内できればと考えております。
岡山県郷土文化財団からのお知らせです。
以下のように、第10回おかやま文化フォーラムが開催されます。このフォーラムでは、古代から近世まで、最近の研究成果や方法を踏まえて見えてきた歴史の実像を広く紹介してきました。今回はその完結編とのことです。どなたでもお申し込みいただけますが、定員(80名)があり、6月8日までの事前の申し込みが必要となります。
日時:2021年6月13日(日) 13:00~16:00
会場:岡山県立美術館2Fホール
主催:岡山県郷土文化財団、共催:岡山県、後援:山陽新聞社
入場無料:入場整理券が必要
お申し込み・お問い合わせ先:
岡山県郷土文化財団 岡山市北区表町1-7-15-702
電話:086-233-2505
ファックス:086-232-4329
email:o-bunka[at]utopia.ocn.ne.jp
【プログラム】
13:00 開会
趣旨説明 倉地克直(岡山大学名誉教授)
13:10- 講演1 大門正克(早稲田大学特任教授)「聞く歴史と文字史料の往還―東日本大震災後の歴史実践を中心として」
14:20- 講演2 今津勝紀(岡山大学教授)「吉備の古代社会を考える―正倉院文書とシミュレーション」
15:30- 今津勝紀「史料ネットについて」
15:40- 完結編まとめ 倉地克直
岡山シティミュージアム企画展 池田家文庫絵図展「岡山・大坂と海の道」のお知らせ
岡山シティミュージアム(岡山市)では、以下の要領で、池田家文庫絵図展を開催するとのことです。
池田家文庫は、江戸時代の備前岡山藩の藩政資料を中心とした約10万点にものぼるコレクションです。現在は岡山大学附属図書館が保管しています。平成17年3月には岡山市と岡山大学の間で文化事業協力協定を結び、以後池田家文庫の特徴の一つでもある「絵図」を中心とした展覧会を毎年開催しています。今回は「岡山・大坂と海の道」をテーマに展示します。また、テーマにあわせて林原美術館から池田光政が船内で使用した「御船屏風」などの関連資料が出品されます。
岡山シティミュージアムより
開催場所:岡山シティミュージアム 5階 展示室
会期:2020年10月31日(土曜日)から11月15日(日曜日)
開館時間:午前10時から午後6時(入館は午後5時30分まで)
休館日:11月2日(月曜日)、11月9日(月曜日)
入場料:無料
主催:岡山大学附属図書館、岡山シティミュージアム
共催:一般財団法人林原美術館
後援:岡山県教育委員会・岡山市教育委員会
URL:https://www.city.okayama.jp/okayama-city-museum/0000024726.html
クラウドファンディング「西日本豪雨災害から『大切なもの』を残す取り組みを伝えたい!」のお知らせ(8/21まで)
8月2日に開催する2020年度の活動報告会で話題提供いただく斎藤裕子さん(絵画修復工房YeY)は、西日本豪雨の際、絵画修復の技術をいかして絵・写真・母子手帳などさまざまな思い出の品を修復する活動に取り組まれました(日本経済新聞2018年12月4日付)。現在『西日本豪雨災害「大切なもの」無償応急処置出来る事を出来るだけチーム』代表として、『「残す。」-西日本豪雨災害 私たちは真備に何を残そうとしたのか?-』という本を来年1月に発行し国内の図書館へ寄贈するためのクラウドファンディングに取り組んでおられます。プロジェクトの概要は以下のURLをご覧ください。
https://readyfor.jp/projects/taisetsunamono2020
この2年間、岡山には、民・官チームは違えども、真備町に災害を超えて被災者様・地域の「大切なもの」を残そうと奮闘する様々な取り組みがありました。
プロジェクト概要のページより。
「残す。」 私たちは真備に何を残そうとしたのか?
「つなぐ。」 残す活動の後方にあった支援、被災地域の人と人をつなぐ活動
「伝える。」 西日本豪雨災害の教訓をどう未来に伝えていくのか?
この3つをテーマに、被災者様・地域にとって「大切なもの」を残そうと活動した団体・ボランティアチームの活動を記録する1冊の本を制作します。
本には、岡山史料ネットを含む活動に関わった多くの方が寄稿されていますので、こちらの募集についてもご覧いただけましたらさいわいです。
引きつづき報告会へのご参加もお待ちしております。
県内自治体のリンク集を作成しました
みなさまご存じのように、梅雨前線の影響により九州をはじめとする各地で甚大な被害が発生しております。被害にあわれたみなさまに心よりお見舞い申し上げます。すでに熊本ネットなどでは史料保全の呼びかけを行われました。岡山からもできることを考えたいと思っています。
さて、このほど、当会の活動に関する県内自治体などへのリンク集を作成しました。
岡山県および県内各自治体の危機管理担当・文化財担当・公文書管理担当・文書館(機能)と文書規程、および県文化財保存活用大綱に関して推進体制と位置づけられた組織などからなります。お住まいの地域の情報など、なにかのご参考になればさいわいです。
たかはしの歴史と美術「絵図で見る!知る!高梁」展のお知らせ
高梁市歴史美術館では、8月17日まで「絵図で見る!知る!高梁」が開催されています。
https://www.city.takahashi.lg.jp/soshiki/40/ezudemirushirutakahashi.html
この展覧会では、天保10年(1839)に、城下で起きた大火災を描いた「天保十年 松山城下火災図」が初めて公開されたとのことです。約600軒が焼失する甚大な被害を出した火災を縦1.3m・横2.2mの画面に描いた大きな絵図で、内容は広報にも詳しく解説されています。
2019年度岡山史料ネット総会・活動報告会「西日本豪雨と被災資料の救出保全」を開催します(7/28)
7月28日に2019年度の総会・活動報告会を開催します。13時30分からの総会は、会員・サポート会員のみを対象としていますが、14時30分からの活動報告会は、どなたでもご参加いただけます。多くの方のご参加をお待ちしております。
・日時:2019年7月28日(日)13:30~16:45
・会場:岡山県立美術館 講義室 (岡山市北区天神町8-48)
・資料代:無料
・定員:70名
・総会(13:30~)*会員・サポート会員のみ対象
・活動報告会(14:30~16:45)
上村和史 「岡山での被災資料の救出保全 ~地域の記憶を未来に伝える~」
小松原貢 「水没家屋からのレコードレスキュー ~ 新しい「文化財」レスキューの課題~」
中田利枝子「真備町有井大日庵の仏像レスキュー この一年の経過 」
終了後、17時から会場近くで懇親会を行います。懇親会へは事前申し込みが必要です 。下記 ページより、7月21日(日)までにお申し込みください。
〈 申し込みページ 〉 https:// kokucheese.com/event/index/571186