「思い出の品」展示会のご案内(8/28-30、要予約)

昨日オンラインで開催しました総会・活動報告会には、28名の方がご参加くださいました。ご報告いただきましたみなさま、ご参加いただきましたみなさまに改めてお礼申しあげます。

さて、倉敷市・総社市では、以下の要領で平成30年7月豪雨災害で発生した災害廃棄物の処理過程(二次仮置場)で回収した写真などの「思い出の品」の展示会を開催します。

この催しは、「思い出の品」を返却を希望する方にお返しできるよう企画されたもので、災害発生時に倉敷市と総社市にお住まいだった方を対象としたものです。入場には事前に予約が必要となります。詳しくは、倉敷市災害廃棄物対策室からのご案内をご覧ください。現在の被災地における取り組みとして、ご紹介いたしました。

  • 日時 2020年8月28日(金)~30日(日) 9時30分~16時00分(3日間共通)
  • 場 所 真備保健福祉会館3階(倉敷市真備支所の隣です。)

チラシ(倉敷市災害廃棄物対策室) https://www.city.kurashiki.okayama.jp/secure/133722/omoidenosinatennzi.pdf

被災歴史資料レスキュー活動への支援体制について

 令和2年7月豪雨により被災した歴史資料の情報収集・レスキュー活動のために、全国の関係組織・機関のみなさまが尽力されていることと存じます。みなさまの取り組みに敬意を表します。
 本会ではそのような機関・組織に対し作業用物資提供の用意がございます。物資の提供を希望される場合は、以下のご案内をご覧の上、岡山史料ネットまでご連絡ください。
支援体制2020.7令和2年7月豪雨(pdf)

岡山シティミュージアム企画展「災害の記録」のお知らせ(-8/30)

岡山シティミュージアム(岡山市)では、現在、企画展「岡山市立中央図書館所蔵 災害の記録」が開催中です。「岡山市域で過去にあった災害の記録をまとめて展示し、被害の状況と、災害を乗り越えるために人々が行った努力を、資料の読み解きを通じて考えます。」とのことです。会期は、8月30日までですが、8月1日から6日までは開催場所を移動するためご覧いただくことができません。詳しくは、以下のURLをご覧下ください。

岡山シティミュージアム https://www.city.okayama.jp/okayama-city-museum/0000023376.html

クラウドファンディング「西日本豪雨災害から『大切なもの』を残す取り組みを伝えたい!」のお知らせ(8/21まで)

8月2日に開催する2020年度の活動報告会で話題提供いただく斎藤裕子さん(絵画修復工房YeY)は、西日本豪雨の際、絵画修復の技術をいかして絵・写真・母子手帳などさまざまな思い出の品を修復する活動に取り組まれました(日本経済新聞2018年12月4日付)。現在『西日本豪雨災害「大切なもの」無償応急処置出来る事を出来るだけチーム』代表として、『「残す。」-西日本豪雨災害 私たちは真備に何を残そうとしたのか?-』という本を来年1月に発行し国内の図書館へ寄贈するためのクラウドファンディングに取り組んでおられます。プロジェクトの概要は以下のURLをご覧ください。

https://readyfor.jp/projects/taisetsunamono2020

この2年間、岡山には、民・官チームは違えども、真備町に災害を超えて被災者様・地域の「大切なもの」を残そうと奮闘する様々な取り組みがありました。
「残す。」 私たちは真備に何を残そうとしたのか?
「つなぐ。」 残す活動の後方にあった支援、被災地域の人と人をつなぐ活動
「伝える。」 西日本豪雨災害の教訓をどう未来に伝えていくのか?
この3つをテーマに、被災者様・地域にとって「大切なもの」を残そうと活動した団体・ボランティアチームの活動を記録する1冊の本を制作します。

プロジェクト概要のページより。

本には、岡山史料ネットを含む活動に関わった多くの方が寄稿されていますので、こちらの募集についてもご覧いただけましたらさいわいです。

引きつづき報告会へのご参加もお待ちしております。

岡山史料ネット2020年度活動報告会を開催します(8/2・オンライン)

岡山史料ネットの今年度の総会・活動報告会を以下のように開催します。総会は会員のみ参加できますが、14:30からの活動報告会はどなたでもご参加いただけます。みなさまのご参加をお待ちしております。

日時:2020年8月2日(日)
開催形態:ZOOM(WEB会議)にて開催
参加費:無料

13:30~ 総会

14:30~ 活動報告会:岡山で多様なネットワークを考える 

『西日本豪雨災害「大切なもの」無償応急処置出来る事を出来るだけチーム』代表の斎藤裕子さん(絵画修復工房YeY、岡山市)に話題提供いただきます。現在、クラウドファンディングで被災者のみなさまや地域にとって「大切なもの」を残そうと活動した団体・ボランティアチームの活動を記録する1冊の本を制作しようとされています。

15:30~ 内池英樹さん(岡山県)、天野真志さん(国立歴史民俗博物館)、松下正和さん(歴史資料ネットワーク)、多和田雅保さん・宇野淳子さん(神奈川地域資料保全ネットワーク)、胡光さん(愛媛資料ネット)からそれぞれご発言いただき意見交換します。

16:30  終了予定

参加方法(非会員の方):

非会員の方で、参加を希望される方は、7月31日(金)までに以下のフォームよりお申し込みください。今回は、ZOOMというオンライン会議システムを用います。不正侵入などをさけるため、事前にこちらからZOOMにアカウントを作成しておいてください(無料)。後日参加のためのパスワードをご連絡します。当日は、パソコン・タブレット・スマートフォンなどからZOOMにサインインした後、報告会参加のためのパスワードなどを入力して参加していただくことになります。オンライン開催のため、いろいろとお手数をおかけいたしますが、なにとぞご了承ください。

参加申し込みフォーム https://ws.formzu.net/dist/S71856619/

県内自治体のリンク集を作成しました

みなさまご存じのように、梅雨前線の影響により九州をはじめとする各地で甚大な被害が発生しております。被害にあわれたみなさまに心よりお見舞い申し上げます。すでに熊本ネットなどでは史料保全の呼びかけを行われました。岡山からもできることを考えたいと思っています。

さて、このほど、当会の活動に関する県内自治体などへのリンク集を作成しました。

岡山県および県内各自治体の危機管理担当・文化財担当・公文書管理担当・文書館(機能)と文書規程、および県文化財保存活用大綱に関して推進体制と位置づけられた組織などからなります。お住まいの地域の情報など、なにかのご参考になればさいわいです。

倉敷考古館で特別展「二万大塚古墳の世界―真備、下道の大豪族―」が開催中(-8/2)

倉敷考古館(倉敷市)では岡山大学・倉敷考古館学術連携協定の締結を記念した展示会「二万大塚古墳の世界―真備、下道の大豪族―」が開催されています。岡山大学が調査した二万大塚古墳(にまおおつかこふん=倉敷市真備町、市指定史跡)の発掘成果のほか、西日本豪雨で被災した真備歴史民俗資料館が所蔵する考古資料もあわせて展示します。期間は、8月2日(日)までです。

詳しくは、岡山大学文学部考古学教室文明動態学研究センターからのお知らせをご覧ください。

真備支所で歴史資料の展示会が行われます(7/6-7)

倉敷市歴史資料整備室が保有する真備地区の身近な景観を記録した過去の写真など、地域の歴史を振り返ることができる資料が展示されるとのことです。詳しくは、以下をご覧ください。

日にち:7月6日(月)・7日(火)
場所:真備支所1階展示ホール

問合せ:倉敷市総務課
【電話】086-426-3121

広報くらしき7月号 https://this.kiji.is/650830283905893473?c=642179471734244449

山陽新聞が特集サイト「西日本豪雨から2年」を開設

山陽新聞社(岡山市)では、このたび「西日本豪雨から2年」というサイトを開設しました。まもなく西日本豪雨から2年を迎えようとしていますが、このサイトでは、新聞記事に使用された言葉をプログラム解析した動画や、倉敷市真備町地区をカメラで追った写真館、ドキュメントが収録されているとのことです。URLは以下のとおりです。どうぞご覧ください。

https://c.sanyonews.jp/gou2/

たかはしの歴史と美術「絵図で見る!知る!高梁」展のお知らせ

高梁市歴史美術館では、8月17日まで「絵図で見る!知る!高梁」が開催されています。

https://www.city.takahashi.lg.jp/soshiki/40/ezudemirushirutakahashi.html

この展覧会では、天保10年(1839)に、城下で起きた大火災を描いた「天保十年 松山城下火災図」が初めて公開されたとのことです。約600軒が焼失する甚大な被害を出した火災を縦1.3m・横2.2mの画面に描いた大きな絵図で、内容は広報にも詳しく解説されています。

https://this.kiji.is/646882049512490081